企業を共同体化するには?
90613 活力再生事業の試み
 
馬場康一郎 ( 53 佐賀 営業 ) 05/05/13 AM08 【印刷用へ
>役に立てたら嬉しい、喜んでくれたらもっと嬉しい、そんなコンセプトの活力再生事業(90140

5月の連休に主催側として田植えイベントに参加した。事前の企画は、まさに「喜んでくれたら嬉しい」「自分たちも楽しめたら尚嬉しい」から準備を始めた。イベントの内容は簡単、しかし昨年と同じようでも、意識したのは、地元集落のベテランおばさんたちに、昔取った杵柄ならぬ「手植えのお手本を教えて」と呼びかけ、普段はゲートボールをしている陽気なおばさんの中から「喜んでくれたら嬉しい」と思ってもらえる人に一緒にやってもらうことにした。

結果は成功。先頭を切る集落のおばさんたちの手と口の動きが音頭取りになり、お祭りのような賑わいの中で見る見るうちに進行して完了した。昼から何しょうとなり、集落内を語り部的な散策に決まり、今度は別のおばさんが集落の歴史、山や川を廻る農作業の知恵など飾らない口調の中にも「みんなの役に立ったら嬉しい」という思いが感じられ、参加者も主催者も感謝しながらイベントは終了した。

主催者側は事業であるが、事業としての企画、営業、運営、リピーターの確保のフローの中に、「みんなの役にたったら嬉しい」の認識を明確に持っただけで、都市の人も集落の人も喜んで参加してくれるということが何よりの収穫だった。今は集落のおばさんたちへのお礼と感謝の仕方に頭を使っている。

お金で表現しようとしたら、あと2回ある田植えイベントに協力しないと言われそうで心配。とりあえず卵でお礼をして最後に、この体験事業が都市の人も地元の人も元気なれる事業として発展できる可能性を語りながら、われわれと一緒に事業の主催者側に立ってもらおうと思う。
 
  List
  この記事は 19576 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_90613
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp