私権原理から共認原理への大転換
90425 人数をお金で買う時代からの転換
 
佐藤英幸 HP ( 42 新潟 塾長 ) 05/05/10 PM10 【印刷用へ
>しかし、それは序の口に過ぎない。それどころか、『必要か否か』という土俵上では、どれだけ多くの人が必要と認めたかが、つまり『人数』こそが、「お金」を超える最先端の評価指標となる。そこでは、お金は人数を判定する基準(お金を払った人だけを人数として数える)にすぎなくなる。つまり、古い評価指標=お金は、新しい評価指標=人数の補助指標に転落する。(33995 四方勢至さん)

逆に言えば、人数をお金で買う時代の幕引きと言うことになるのだろう。企業は賃金の高さで優秀な労働者を確保することができなくなり、仕事の内容で人材を募集するようになるはずである。商品は価格の安さで客を集めるのではなく、商品の内容で集客するはずである。つまり目指すところは、賃金格差の縮小、商品価格格差の縮小によって、お金と言う旧い評価指標を補助指標化し、必要か否かの新指標による判定を可能にすることなのではないだろうか。

例え無料でも要らないものは要らないのだし、例え高給でも加担したくない仕事と言うのはあるのだと思う。不要な番組にはお金をかけてまでフィルターをかける人がいるほどだし、勿論そのような番組の仕事には加担したくない。票をお金で買いに来る政治家への投票などはかえって敬遠されるものだ。

しかし、直接には票を買いに来なくても、年金を保障するとか福祉を充実させるとか言って間接的に買い求める行為は未だに後を絶たない。しかしそのような統合のプロは、巨額の買収に見合った人数が集められていないことから考えると、新指標(=共認原理)への転換は確実に進行していると言えるだろう。

もっと言えば、要求需要でさえ集票(集客)できないほどに私権原理は衰退している。衰退した私権では統合のプロであれマスコミであれ共認支配は続行不能と言うことなのだろう。そして、私権原理では統合不可能だからこそ引導を渡してやり、共認形成の場をどんなところにも作っていって、新指標の判定を仰ぐ必要があるのだと思う。
 
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新しい潮流1 社会捨象→不全捨象の充足基調(’70・’80年代)
新しい潮流2 私権統合の崩壊と社会収束の潮流(’90・’00年代)
新しい潮流3 社会不全⇒認識欠乏の蓄積
新しい潮流4 言葉それ自体が引力を持ち得ない時代
新しい潮流5 実現派は仲間収束から社会収束へ
新しい潮流6 解脱仲間から認識仲間への逆転
仲間圧力と認識仲間
新しい潮流は、新しい人間関係を必要としている
市場社会の、カタワの「集団」
本当は、「集団」に入ったのではなく、社会に出たのだ
古い人間関係は、影が薄くなるばかり
関係パラダイムの逆転1
関係パラダイムの逆転2
活力源は、脱集団の『みんな期待』に応えること
収束不全発の適応可能性の探索、その深くて強い引力
充足基調から探索基調への転換
'90年代の危機感と変革期待の行方
秩序収束と答え探索の綱引き
潮流2:戦後日本の意識潮流
潮流3:’70年、豊かさの実現と充足志向
潮流6:’95年、私権原理の崩壊と目先の秩序収束
潮流9:経済破局を突き抜けてゆく充足・安定・保守の潮流
今後10年間は充足⇒活力を上げれば勝てる 
「日本人はいつ物を考え出すのか?」(1) 共認充足が最大の活力源。'10年代はそれだけで勝てる
市場時代の共認非充足の代償充足⇒解脱(芸能)埋没
'70年〜現代 収束不全⇒本能的な秩序収束⇒課題収束⇒認識収束
現代〜近未来 対象への同化こそが新しい認識を生み出す
大学生が授業に出るのはなんで?
「やりがい」に潜む社会的欠乏
カリスマ 〜自分たちが共認できる価値観への評価収束〜 
仲間収束 2:一人でできない子
「働きたいから働こう」という意識
快美欠乏に替わって、認識の統合が最高価値になった。
判断の土俵とは、人々の潜在思念が作り出した共認圧力の場
『必要か否か』が環境問題に対する基底的な答えになる
芸能か、認識形成か

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