次代の活力源は?
90202 やりがいの矛先
 
若林勇夫 ( 36 岡山 デザイナー ) 05/05/07 PM10 【印刷用へ
>国際支援や国際協力と言われるNPO活動も、援助できる先を一生懸命探し回っているような違和感が否めません。
(52457)

先日電車の中で、シニア海外ボランティアの募集広告が目にとまりました。
「技術を活かす、知識を活かす、趣味を活かす」というのがキャッチフレーズとしてありました。
確かに先進国のシニア層にしてみれば、今まで培ってきた技術、蓄えてきた知識、支えになった趣味、経験を活かす場としては、後進国への海外ボランティアがピタリとはまります。逆に先進国では凄まじい技術の進歩、機械化で、もはやそういった技術、知識、経験など必要としない状況も一方で出始めている実情もあると思います。

しかし困っている国や人がいることに対して、安易に自分の技術、知識を活かそうと海外ボランティアを向かっている側面はないのだろうか?

>材木の切り出しは私たちの雇用をつくり出しているのだと政府はいいます。しかし、この雇用は森がなくなると同時になくなってしまいます。
10年もすれば仕事はまったくなくなってしまうでしょう。
それとともに私たちの命を何千年にわたって支えてきてくれた森もなくなってしまうのです。

どうして私たちに仕事が必要なのでしょうか。
私たちの父や祖父は政府に仕事をくれと頼む必要などありませんでした。失業などというものはありませんでした。
大地と森を糧にして生活していたのですから。生活は楽しく、余暇は十分にあり、飢えることも困ることもありませんでした。

しかし、企業の仕事となると、何ヶ月も連続して家族から離れて暮らさなければなりません。おかげで何世代にもわたって家族とコミュニケーションをつなぎ合わせてきた大切な輪が切れようとしています。

(7075)

豊かさ追求という旧い意識、価値観を、なんだか一方的に押し売りしている側面はないのだろうか。

後進国でのボランティアは、シニア層にとって、もう一度新しいやりがいをみつけられるかもしれないが、本当の意味で「これからの人生」のやりがい(新しい仕事)は、現在の我が国の閉塞した社会を捉え、若い世代の声(意識)に耳を傾けることではないだろうか。


 
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