私権原理から共認原理への大転換
89545 「自由な市場」はみんな共認には敵わない
 
内山竜太郎 ( 28 名瀬市 設計 ) 05/04/25 PM09 【印刷用へ
>ライブドアとフジテレビジョンは18日、ニッポン放送の争奪戦で和解し、資本・業務提携で合意したと正式発表した。ライブドアが保有するニッポン放送株全株をフジが買い取り完全子会社化する一方、フジがライブドアに資本参加する。企業の合併・買収(M&A)や企業統治のあり方に論議を巻き起こしながら、ニッポン放送の経営権をめぐって2カ月以上対立したフジとライブドアの争いは決着した。今回の合意で、フジとニッポン放送がライブドアに支払う資金総額は約1473億円に上る。
>毎日新聞4月19日より抜粋

自由な市場社会といっても、ルールは存在する。ルールがなければ適正な取引は出来ない。共生適応なのだから当然だ。
そしてルールに則っていても、「感情的に許せない」と許されないことがある。マスコミを賑わせたライブドア問題は、現状の市場のルールを守って買収しようとしたのに、反感を買い、相手が非「協力」的であったために妥協せざるを得なかったということだろう。

そう、結局はみんなの意識、共認によって自由な市場も簡単に束縛されるのだ。株価の値動きもその企業の「雰囲気」で決まる。みんなが「いけそうだ」とか「ダメかも」と思うことで決まってしまうのだ。

市場絶対、お金が全てといいつつも、皆の共認にはかなわない。

その良い例を、取り沙汰されたマスコミから知らされたのも不思議な気がした。
 
  List
  この記事は 31251 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_89545
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp