新しい男女関係(→婚姻制)の模索
89359 そもそも婚姻って?
 
浅田祥幸 ( 25 愛知 企画 ) 05/04/22 PM03 【印刷用へ
さまざまな婚姻制度について考えていて、そもそも婚姻って?という疑問も出てきた。それは、男女関係(性関係)をより充足できるものにするための『規範』ということなのだろうけど・・・

>集団としての課題を共認し、みんながそこに向かえば、そこでの共認内容が自然に規範となる。つまり、そこでの規範とはみんなの期待の結晶であり、共認内容であるわけで、自我以外の何を妨げるものでもありません。そして集団には常に集団としての統合軸(収束先)が必要になってきますが、規範は統合軸そのものでもあります。

(81839 『規範はみんなの期待の結晶』)

そしてその時代ごとに変わっていくのは、外圧状況が変わっていくから。
つまり、『みんなの期待』の中身が変わっていくから。

交叉婚や私有婚も、同類闘争圧力の高まりとともに変化してきた。
(参考:77823 87974)
どうしたら外圧に適応していけるか、より充足できるか、この根本を成す男女間の充足関係を構築していくことが、つまり『婚姻』。

では、現在の外圧状況(=みんなの期待)は?というと、これまで議論の中でも明らかなように、どこに向かったらいいのか分からない『収束不全』をどうにかしたい!ということ。そして、答えを求めてみなが探索をし始めたということ。

>この、収束不全発のみんな共認充足の可能性探索こそ、仲間収束⇒充足探索基調の正体である。
>又、この活力不全は社会共認の収束不全に起因しており、単なる解脱収束(性収束)では答えにならないことも明らかである。従って、必然的に(解脱収束とは逆ベクトルの)探索・追求に収束してゆかざるを得ない。

(71819 『収束不全発の適応可能性の探索、その深くて強い引力』)

しかし、「彼氏・彼女はいてもいなくてもいいんだけど・・・でも、結婚ってなったときにやっぱり・・・」というような話もよく聞くわけで、婚姻(特に子育て)の問題は無視できない。そして、制度という確かな拠り所がなければ、心からの安心感は得られない?

で、このような外圧状況を踏まえた上で、より充足できる男女関係を構築していくと、一対婚では限界を感じる(たった2人で答えを出すことは不可能)。だからこそ、婚姻もまさに答え探索の認識仲間から。
『なんで屋発の婚姻⇒制度化』はより確かな可能性を秘めているのではないかと感じています。

それが、めまぐるしく変わっていく外圧状況を的確に捉え、真に充足できる男女関係。それは、まさに『社会と繋がる婚姻』と言えるのではないでしょうか。
 
  List
  この記事は 87512 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_89359
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
90224 婚姻=外圧適応の為の集団(社会)統合システム 西谷文宏 05/05/08 AM03

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp