日本人と縄文体質
89146 周囲の現実を直視する
 
√177√ ( 37 大阪 ) 05/04/19 PM01 【印刷用へ
>「いやなものをいやといえない世界」は不自由な世界であり、「NO」といえることはいいことであるかのように思い込んでいる(思い込まされている)人も多い。その背後には個人が集団や社会に対して「NO」といえる社会こそが個人が尊重される自由社会であり、進んだありうべき世界であるという旧観念による正当化すらなされている。(85339 山澤さん)

の部分を読んで、現実否定がいかに無理で誤った旧観念に基づいていることを感じました。「NOと言える日本人」と言える本ないしフレーズが出回った時期もありました。日本人がなかなかNOと言えない理由もあろうし、対比される西欧人がNOを簡単に口に出す理由もあろうと思います。

本源性を色濃く残してきた日本人が集団の共認事項に基づく意識(そこからの行動)が強い。集団共認というものは、当然その集団においてベストなもの、つまり外圧に対応し維持してくためのものでなければならない。現実(=身にかかる外圧)を対象化したものであり、一人として従わないものがおればその本人だけでなく集団の存続が危ぶまれる。その部分において日本人というより、現実に存在しうる周囲の人・集団を対象化せずして、生きていくこと自体は不可能なのです。

旧観念発の「個人主義」「個性の尊重」は、あくまでも「頭の中」のことであり周囲の現実を否定するには至らない。「考えては見たもののやはりできない。」ということは日常よくあることでそれは、手段や条件の問題としか見れてない場合が多いがそれは、単に周囲の共認事項にそぐわない、現実に適応しない考えにすぎないということに気付くべきではなかろうか。

旧観念の否定もそうだが、今一度、自らの属する集団・現状・現実を見つめなおさねばならないし、自らの意識・行動がそれによって規定されており自分流などというものはありえないということも認識せねばならない。
 
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