心の本体=共認機能の形成過程
88679 新しい共認充足の基点は『なんで屋』以外に無い
 
平野令 HP ( 41 大阪 建築家 ) 05/04/11 PM09 【印刷用へ
>ただ不全派は相変わらず個室収束したり、解脱サークルに埋没したりしているが、認識仲間収束が始まれば彼らが崩れてゆくのは明らかなので、それまでは放っておけば良い。 実現派は、充分に仲間充足しているので、わざわざ外に解脱仲間を求めたりしないが、潜在思念の外向収束⇒認識収束は不全派より強いので、有意な認識仲間なら間違いなく外向仲間に収束する。<27715

 たしかにこの投稿のころには「仲間充足を起点にして認識収束する」“充足型”とでも呼ぶべき若年層がいました。が、半年後には、

>学校であれ、企業であれ、家庭であれ、「カタワ集団」に入れば、必ずその「集団」から資格(云わば身分)の獲得や利益の獲得という私権課題が強制的に与えられる。従って、子供や若者は自我私権の主体となるしかない。そこで、何の共認基盤もない根無し草の様な頼りない存在である我々は、何とか仲間を作ろうとするが、そこでは互いの間に殆ど共同体験がないので互いの自我欠乏を自我共認によって充足させる自我仲間にしかならず、また「集団」によって私権課題が強制されているので、その不全から解脱する為の(課題を捨象した)遊び仲間にしかならない。<40426

という認識のとおりの状況下で、さらに2年を経過すると、

>なんで屋に悩み相談に訪れる客は多い。 〜中略〜
「何か面白いことないかなぁ」レベルの意識で来店する、探索基調の充足派よりも、強い不全の自覚がある悩み客の方が答え欠乏の強い=認識転換が早く、認識の有効性を感じる層だとも考えられる。現に30分や1時間で表情が生き生きと変わる人や、リピーターとして来店したり、お手伝いを始める事例も数多く聞く。
思えば、欠陥が少ないと思われる多くの人々でさえ、私権自我、自分観念に絡み取られて、共認回路が錆び付いているのではないだろうか?
そうであるがゆえに、みんなの期待を心底から看取することができず、厄介な現実を捨象し、無難にやり過ごす術だけを身に付け、活力無きまま日々生き続けているのではなかろうか?<78278

というように、これまで共認充足の起点であったはずの“旧仲間”や“旧集団”での充足体験からは、新しい可能性が殆ど感じられなくなってきています。

 このことは、これからの共認充足の起点を考えるときに「旧い仲間充足」は、どんどん役に立たなくなってきていることを示しているのではないでしょうか?

 私もいままでは、学校などの旧仲間内からでも、マジ話や悩み需要⇒供給者さえ登場すれば、認識仲間に転換するのでは?と期待して、中学生の息子たちに「仲間を大事に!」と言ってきたのですが、実は「旧仲間は、どう足掻いても自我充足や自分観念に嵌まり込む→行き止まり」のように思えて来ました。

 それに対して、初めから、路上=社会空間である“なんで屋”を媒介に『認識仲間』として繋がった弟子や看板娘たちとの繋がりのほうが、「新しい共認充足の起点」としても、次代の活力源としても可能性が感じられます。

 両方を見てみて、これからの共認充足の起点は、開かれた社会空間で、まずは“みんな課題を共認”するところから=ゼロを起点に作っていくほうが近道なのでは?と思いました。

 
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