日本人の起源(縄文・弥生・大和)
88579 縄文人は期待応合のネットワークを持っていたのでは
 
大西敏博 ( 50歳代 和歌山 会社員 ) 05/04/09 AM10 【印刷用へ
>代表的な交易品は、石器製作の材料となった黒曜石です。原産地はいくつかに限られており、遺跡から出土した石器類がどこの黒曜石で作られたのかは組成分析で正確に特定できます。交通機関もない時代、原産地からは驚くほど遠くの集落にまで黒曜石は行き渡っており、しかも遠いほど複数の産地からのものが混在しています。つまり複数の交易ネットワークがその集落をカバーしていたことが伺えます。新潟県に産地が限定されるヒスイも、北海道までの交易ルートに乗っており、その他多くのものが交易されたようです。大きくて壊れやすい土器さえ、100キロ以上に及ぶ物流ネットワークに乗っているのです。

この投稿を読んで、交通機関もない時代にヒスイが北海道までも行き渡っているのはなんでだろうと思った。

>結論から言えば私は「贈与」によるものであると思う。
>記の理由より交易の可能性は極めて少ないと思われる。かつ上記の類推より当時の集団間の関係がおぼろげながら浮かび上がってくる。(14552

この投稿からも、交易は、どうも私権社会成立後に発達したように思います。そうすると「贈与」によるものか。

黒曜石もヒスイも当時としては、とんでもない距離を移動している。距離とともにその移動するときの危険性は、ものすごく高いと思う。まして北海道に渡るには、丸木舟で渡ったことになると思うが、これはまさに命がけではないか。私権時代の商人よる命がけの航海は理解できるが、縄文人がなぜ命がけで海を渡ったのか疑問が残る。

命がけで海を渡る動機は何か、活力源は何か。

私権社会を経験していない縄文人は、現在人に比べると共認回路が非常に発達している。期待応合の回路が太い。そういう彼らの活力源は、いうまでもなく期待に対して応えることではないか。自然圧力がはるかに高い時代、生き延びる可能性として、部族間で期待応合のネットワークができていたのではないか。どこかの部族が期待をかけると他の部族が応えるというネットワークが。この期待に応えるため命がけで黒曜石やヒスイを運んだのではないかと思った。

 
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