生命原理・自然の摂理
88420 なぜ生物は「双極的」なのでしょう?
 
北村太郎 ( 23 東京 会社員 ) 05/04/05 PM10 【印刷用へ
 性はなんでオス・メスの2種類なのでしょう。
わかりやすく言い換えれば、なんで3番目の性が登場しなかったのでしょうか?もしくは登場したのだけど死滅した・・・?

 という疑問を持ったのは、この斉藤さんの投稿を読ませて戴いたからなんですが、
>種内に多様な個体がいれば、能力ヒエラルキー・淘汰圧が働き、種内の多様な個体よる相互作用・協同作業により、種としてより多様な環境変化にも適応できます。「種の同一性維持」と「個体の多様性」は、各生命体が「種」へ可能性収束した実現態としての、遺伝子・個体・種の各層での有り様ではないでしょうか。29441

 「種の同一性維持」と「個体の多様性」を考えた際に、性が1種類(単細胞)では染色体の組み合わせが固定されてしまいます。安定性は高いものの、種の多様性が実現できず、適応可能性が狭められてしまう。結果として種は淘汰される。
 性が3種類では、理屈っぽく考えればXXX XXY XXZ XYY XYZ XZZ YYY YYZ YZZ ZZZ の10種の組み合わせ可能性がうまれそうです。多様性は得られるものの、種の同一性維持が難しくなってしまう。
 だからこそ、性が2種類の「種の同一性維持」「固体の多様性」が統合された形態が、現状の雄雌分化だということですよね。染色体の組み合わせ可能性としてはXX XY YYの3種もつことができ、多様化が生まれます。(しかしなぜYYは存在しないのか?という別の疑問は残りますが…)
しかし、こんな理屈によって、性が2種であれば統合でき、性が3種であれば統合できない。だから地球上には3つの性を持つ生物が存在していないのだ。だから雄雌上で役割特化してゆくしかなかったのだ。という風に捉えてよいのでしょうか。自分で書いていながら根拠に乏しい気がするのですが・・・

何か、2種(雄・雌)という事実に、もっと明確な事実的根拠があるはず。

 そこで色々調べてみたのですが、
北村さんの投稿には
>少し話が拡大しますが、双極的世界は自然界一般にも確かに広く認められます。
例えば物質一般の結合様式においても各分子は、分子結合やイオン結合等、電位のプラスマイナスを偏在させることによって統合する(結合させる)という様式をとっています。(プラスとマイナスが引き合う)つまり相互収束によって統合されています。
また磁場もN極とS極が相互に求引する、あるいは斥力を作り出すことで活性と安定を作り出している場という見方も出来るのではないか、と思います。50697
 と書いてありました。
うまくいえませんが、生物原理において、双極というものには何か特別な意味合いがあるのではないでしょうか。双極にするからこそ、統合できる理由がある、と。

もしかしたら、単細胞から雌雄分化したという定説も(もしかしたらですよ、)間違っていて、端から2種の双極存在(N・S?)があった空間の中で、地球が生み出され、そのような環境下だからこそ、生物が生まれることが出来た…なんてこと、考えられませんか。
やっぱりロマンチックに考えすぎでしょうか(笑)
 
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89078 共認という分化・統合 村田頼哉 05/04/18 PM00
88846 外圧への適応スピードが高いオスメス有性生殖 村上祥典 05/04/14 PM10

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