私権原理から共認原理への大転換
87999 「共認」は「最大の統合圧力」に成り得た
 
橋本正雄 ( 40代 香川 エンジニア ) 05/03/27 PM06 【印刷用へ
ライブドアとフジテレビの支配権闘争は第3者の参入で話し合い解決の方向に進みそうな気配を見せている。持ち株比率(資本)という力の闘争ではあるが、若く目新しい情報媒体企業と旧態の代表としてのマスコミ企業の闘争という構図で世間の注目を集めていた。

持ち株比率競争が明るみになった当初、世間の注目は新規参入者に好意的な意見が多かったように思われる。ところが闘争の本質が明確になるにつれ(どちらでも構わないという)中間の意見が多くを占めるようになってきた。

世論はどの部分に注目しそして色褪せてきたのだろうか。色々な人の意見を聞いてみると、当初は(何故か)旧体制を壊すような勢い、すなわち行き詰まっている現状に変わる何かを期待していたように感じられた。ところが、現実には資本による力の闘争という構図が読めた途端に色あせてきたとみることが出来る。

人々の変革期待は、この一例でも明確になったように思う。

この闘争の中で印象に残ったことがある。裁判に持ち込まれた差し止めの判決に際して判断基準に世論動向は無視できないだろうとの見方があったことである。実際の判断基準に組み込まれたか否かは定かではないが、少なくとも最近の司法判決には世論の動向も反映せざるを得ない情勢にあるのでは無いだろうかとの推測が成り立つ。それは薬害エイズ訴訟や諫早湾干拓事業などの判決例にも見受けられる。

行政の無駄を見直しを求める住民投票など、これからの圧力源は共認(みんなの期待圧力)に転換してきたとみれる。私たち一人一人についても同様で、周囲の期待圧力によって初めて活力を得れる状況にある。

あえて繰り返せば、(人々の期待と合意による)共認圧力こそ(社会を動かす)最大統合圧力になったと言える。


 
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自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
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1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
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