市場原理
87181 階層格差が侵略を可能とする。
 
長谷暢二 HP ( 37 山口 農業 ) 05/03/11 PM07 【印刷用へ
>ヨーロッパでは、動物、非ヨーロッパ、非キリスト教徒などを順次疎外していき、さいごに「ほんとうの人間」として残るのは、ごく少数の支配者階級だけです。支配者はあくまで特権階級で、孤高であり、他を寄せ付けたりしません。<
21959槇原さん)

 現在、世界で、最も侵略性の高い国家はアメリカであると言っても、異論を唱える人は少ないのではないでしょうか。

 自由、平和をお題目にして、自らの覇権の獲得、拡大のために、容赦の無い侵略を続けている。

 それは、なぜかと考えてみると、1つの要因として、階層格差が挙げられるのではないだろうか。

 西欧先進国は、確かに、厳然として残るごく一部の貴族階級とその他の層との間の圧倒的経済的格差(私権格差)はあるものの、一方で、日本ほどではないにしろ、明日の生活に困窮する層もわずか。

 一方で、アメリカはと言うと、貴族階級こそないものの、国内での階層格差(経済的格差)の存在は、先進国中でも群を抜いている。
 実力主義と言えば聞こえは良いが、力があって富める者は、より豊かになり、力が無くて富を獲得できない者はより貧しくなり、社会的役割の全うも困難になって来る。(金が無ければ何も出来ない。)

 しかし、このことが、海外への侵略の原動力の1つになっているのではないか。貧困は、当然、それから脱出するための追われるような圧力(=活力)となり、結果的に、自分の私権獲得=国家の私権拡大=侵略と結びつきやすいし、現に、侵略の最前線で戦う兵士の多くは、そんな層ではないだろうか。
 貧しい者に仕事を作り出したり、富を分けるために侵略をしているという側面も否定できないと思う。

 それに、そもそも、アメリカという国家自体が、大航海時代、ヨーロッパの宗主国において私権獲得の可能性が閉ざされた没落貴族の子や中下層階級の者達が、私権獲得(拡大)の可能性先として新大陸へ新天地を求めて乗り出し、土着民をことごとく駆逐してつくり上げた国家であることを考えても、頷ける。
 実は、その当時から現在まで、アメリカの国家のパラダイムは何も変わっていない。

 むしろ、世界中での私権拡大、覇権の獲得のために、意識的に階層格差を維持しているのでは無いかとさえ思えるのは、穿ち過ぎでしょうか。

 

 
 
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