生物学を切開する
87137 DNAによらない形態変化
 
本田真吾 HP ( 48 香川 建築家 ) 05/03/10 PM10 【印刷用へ
マニアックな話ですが、4000万年も前から生き続けているオサムシという昆虫がいます。現在でも世界中に広く分布し、その美しさから(日本のは少し地味なようだ)一部の素人のマニアの収集対象になっていました。ちなみに、ファーブルもその一人です。

これだけではただのマニアの話ですが、今や世界的に注目を集めている研究成果が、この素人マニアの協力で出来上がったのです。オサムシの分類はすでに、世界中でほぼ出来上がっていました。そこへ、新しい発見である、DNAの系統分類の手法を適応した訳です。

その結果は、今までの形態をもとにした系統分類と、DNAを元にした系統分類が大きく異なるという事でした。地域が異なれども形が似ていれば近縁と判断していたものが、実は同地域で、形態が異なり遠縁だと思っていたほうが、DNAの分類系統としては近縁だということが判ったのです。また

>まず、虫の歴史と、地球の歴史が、見事に重なりました。系統樹から推定されるオサムシの分岐年代と、大陸移動など、地史の年代が一致するのです。小さな虫が、大きな地球の変動を教えてくれるとは・・・!
また、進化は、小さな変化の積み重ねで、少しずつおこると考えられていました。ところがオサムシでは、急激に姿が大きく変わる例が見つかりました。しかも、これはオサムシに限らず、おそらく、他の多くの生き物でも同じなのです。

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のように、地球上で起こった自然外圧の変化に急速に対応する為、DNA変異によらない適応を可能にしたのではないかと思います。



 
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