健康と食と医
86860 アトピーの再発と自然治癒力への気付き
 
藤澤仁 ( 25 京都 会社員 ) 05/03/06 AM01 【印刷用へ
元々アトピー持ちの私も、2年ほど前に顔面を含む全身のひどいアトピー性皮膚炎が再発し、最近では一目では分からないくらいにまで落ち着いてきました。まず、その間の経緯について述べたいと思います。

再発当初はアトピー患者によく見られる関節部に症状が集中し、それが2ヵ月ほどの間に急速に全身に広がりました。実家近くの皮膚科に通い、ステロイド剤をはじめ、数種類にも及ぶクリーム類・かゆみ止めの処方を受け、日に何度か襲ってくる激しいかゆみを必至にこらえていた覚えがあります。しかし、寝ている間(無意識)に掻いてしまい、朝目覚めると悪化した症状を見ては落ち込んでいました。

鏡に写った赤く腫れ上がる皮膚が、非常に醜く感じられ、同時に受け入れ難いものでした。
「なぜ自分だけがこんな目にあわなければならないのか?」
「こんな姿が、周りにどう映っているのか?みんな言葉をかけにくいのではないか?」
当時の私の意識としては、アトピーを含めた自分をまず否定し、周囲に対しても「なってみないと分からないはずだ」という思い込みから否定的に捉え、一方でどうにもできない不全を自分の奥深くにしまい込んでいました。

転機は1年を過ぎたあたり。皮膚科を代え当時の医師に「周りになんて思われているかわからない」という不全を打ち明けてからだと思います。医師曰く「アトピー患者はおよそストレス(不全)を自身にしまい込む傾向がある。ステロイド剤に頼らず、ありのまま生活をして治癒してきた患者を多くみてきた。」

それ以来だろうか、症状がひどくなると人と会うのが億劫になっていた自分も、友人達とアトピーの話をすることが増えてきたように思います。「受け入れてもらえる。自分で考えているほど大した問題ではない。」症状が快方に向かった要因は、薬剤の変化が主因では無く、包み込まれるような深い安心感が生んだ周囲と自分に対する肯定視だったと確信しています。

>我々が当然、有している自然治癒力の機能を促進する共認充足やスキンシップなどはそれよりも重要な位置にあるように思います。

医師が言った「ありのままの生活」とは、現実への肯定視が生む、共認機能の再生=自然治癒力の再生とも言えるのではないかと思います。だとすれば、近代医学で未解明領域であるアトピー性皮膚炎も、人間本来の治癒力の向上という観点に立つと、素人でも十分に追求可能な課題として捉えられるのではないでしょうか。
 『自然治癒力を再生する基盤は、実は日常の生活の場にこそ現れている』
その実現は近代医学を超える可能性を秘めており、誰彼問わずに期待される役割だと、自身の体験を通しても強く思います。
 
  List
  この記事は 86040 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_86860
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
心と免疫機能の関係?! 「地球と気象・地震を考える」 08/07/15 PM11
90721 現代病の根本原因は同化障害? 長谷暢二 05/05/14 PM09
87409 (恵まれた???)現代医療に囲まれて生活していると、大切なことを見過ごしてしまう。 福田慎一郎 05/03/15 PM10
87262 「自分」から「みんな」へがアトピーを治す 渡邊真也 05/03/12 PM11

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、42年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp