否定脳(旧観念)からの脱却
86188 朝廷は国家なのか?
 
鈴木隆史 ( 40 大阪 造園設計 ) 05/02/23 PM04 【印刷用へ

大和朝廷以来、江戸時代に至るまでを仮に武力統合の時代とすると、頂点は常に朝廷であり天皇であったことになる。中国のように王朝そのものが入れ替わるという歴史を日本は持っていない。

鎌倉時代以降、実質的な統合者は武士階級となるが、彼らは開幕にあたり「征夷大将軍」という官職を朝廷から授かるのが恒例となる。

(征夷大将軍という地位はもともと蝦夷を撃つための役職で右近衛大将よりは地位が低い。初代は奈良時代の大伴弟麻呂。鎌倉以降は、武士の棟梁に付与される官職となった。源頼朝による鎌倉幕府がはしりで、十七代将軍徳川慶喜がその最後である。)

しかし、天下を取ったのはあくまで実力なのだから、自ら日本国王であると称しても良さそうなものだが、足利義満を除けば例が無い。

武力統合の時代、なぜ勅命という正当性が必要だったのだろうか?朝廷は鎌倉以降、国家ではなく宗教と化したのか?

>また、現実には失われた心(=期待応望)の充足欠乏に応えてくれるものとして、本源価値に立脚した宗教が登場する。
頭の中だけなら、誰もが全面的に自主共認できる。
そうして人々は、自ら倒錯観念収束を強めていった。

従って最終的には、国家は、心を支配できるこの倒錯観念に依存するに至る。
観念支配の始まりである。<(5869

朝廷を、神道の大司祭と考えれば、神道とは本源価値に立脚した倒錯観念ということになるが、朝廷自身が鎌倉時代までずっと国家そのものであったと考えると、朝廷or神道の位置付けは国家にとっての宗教という位相からやや外れた部分がありそうな気がする。

武力時代以降、日本人の本源観念を統合観念とうまく結びつけたのが神道ということになろうか。


 
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104180 res:86188 権門体制論ですっきりします。 匿名希望 06/01/18 PM00

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