生命原理・自然の摂理
85927 同類他者の生成こそが進化の源泉
 
廣重圭一 ( 41 東京 技術者 ) 05/02/18 PM10 【印刷用へ
>進化の原理は、もっと単純である。もう一度、云おう。可能な限り
多様な変異体=同類他者が存在していること自体が淘汰や進化の源泉
であり、従って、可能な限り多様な同類他者を作り出すことこそが淘
汰や進化を生み出すのである。(61

 同類他者の生成こそが進化の源泉という観点で考えてみると、いろ
んな視点が見えてくると思う。
 例えば生物が、海から、陸へ、そして空中や樹上へ拡散していったの
も、カンブリア紀の拡散期における形態の多様性も、そして、生物の
雌雄分化の流れ(生物が無性生殖から、接合生物へ、それから雌雄分
化へ)も適応の原理という同じ軸上で考えられる。
 XY染色体が安定性と変異性の差異を大きくするに伴って種の多様
性が進む方が、適応上より有利となり、その実現態が雌雄分化である
と考えれば、雌雄分化が進化の最先端にあるといえる。

>そこでは、優性・劣性という概念も、利己的・利他的という概念も、
生命の維持や進化を見る上では極めて一面的な概念装置でしかない。
あらかじめ、利己的・利他的という類の固定的な概念装置を措定して
そこからのみ物事を見ること、及びそうして得られた認識群を、ドグ
マorイデオロギーという。科学とは、その様な固定的な概念装置を疑
い、壊し、絶えず創り直してゆく営為なのではないかと、私は思う。
61

 雌雄分化が生物の進化戦略と考えれば、「個人が大切」という観点
の事実はどこにあるのか?根拠レスであることが明確になった。
 
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