素人による創造
85614 「実現論」は生物としての適応原理が必然的に生み出したもの
 
越見源 ( 38 大阪 都市計画 ) 05/02/12 PM11 【印刷用へ
共認機能観念機能を本能を超越した進化機能として獲得した我々人類にとっと、実現論が生み出されたのは必然的な出来事であると思う。
それは、生物としての適応原理が必然的に生み出したもの・・・と言い換えても良いのではないか。

まず、あらゆる生物は外圧(環境)に適応しようとする。それが“生きる”意味、あるいは生命そのものの意味と言ってもよいかもしれない。

例えば、実現論を生み出した母胎である共同体・類が「自分達の生きる場を自分達で創る」という意思に基づいて設立されたのも、生存圧力が消滅したのもかかわらず、私権闘争と序列原理といった旧いシステムで統合された企業しか存在しないという適応不全状態を素直に直視した時、まさに新たな“生きる場”を作り出すことで場の変化に適応しようとする必然的な営みだと思える。

この新理論が、近代思想(旧観念)のように、現実から隔離された研究室や図書館でなく、市場社会という現実の圧力の中で生み出されたこと自体が、外圧適応が根底にあることを示している。

また、人類が外圧の変化に適応する仕組みは、まず“場の圧力”が変化し(貧困の消滅⇒生存圧力から同類圧力への転換)、次に潜在思念(身体と心)が無意識にその変化を察知することで違和感が生じ、観念探索の末、潜在思念が捉えた新たな状況にフィットした新観念が創り出され、共認され、最終的に制度化することで、社会レベルでの適応が一旦完了する。

そこから見えてくるのは・・・・

よりスムーズに適応を促進するためには、場の変化がもたらす様々な現象、新たな現実を一旦素直に受け入れ、同化する必要がある。
その上で、この「対象との同化能力」が新概念を生み出し、習得する上で不可欠であると言える。

更に、人類の場合、課題を突破し外圧に適応するための絶え間ない追求の活力源は本能レベルの適応欠乏に加え、共認充足にある。
だから、実現論は(不完全ながらも)みんなが協働する中で、みんなの期待(同類圧力)に応えることによる共認充足を活力源に生み出されてきたのだし、これを進化させ、あるいは習得する上でもみんなで考え、みんなで創るというスタンスは不可欠となる。

ところが、現在、人間本来の同化・共認能力は上手く機能せず、潜在思念には蓋をされ、活力が奪われ続け、それどころか外圧適応態としても異常な状況に貶めている。
その元凶が、自我私権に収束しあるいは自閉する自分発の意識と、それを正当化する旧観念であるのは間違いない。

結局、まっとうな外圧適応態として生きるためには、妨害物たる自分意識や旧観念から脱却することが不可欠であり、その道標として(実現論と同化する上で)、輪読や感謝のトレーニングによる同化訓練⇒傷ついた潜在思念の修復が有効であり、突破口であると思う。
 
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