暴走する悪徳エリートの所業
85443 国民年金って何?
 
宇津義和 ( 38 大阪 設計 ) 05/02/10 AM01 【印刷用へ
というサイトが社会保険庁のHPの中にあります。
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そこでは年金について、
・公的年金の制度の必要性や役割って何?
・公的年金制度の基本的な考え方
・公的年金制度は絶対につぶれない。そのわけは?
などを説明しています。中身を読んでみると、

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【公的年金制度の基本的な考え方】

1.公的年金は、将来の経済社会がどのように変わろうとも、やがて必ず訪れる長い老後の収入確保を約束できる唯一のものです。

2.次のような3つのリスクは、公的年金でしか対応できません。

(1)老後を迎えた時(45年先)の賃金や物価の水準はどうなっているか、予測できません。
→ 公的年金は、賃金や物価にスライドします。
 : 貯蓄や民間の保険だけで、皆が確実に備えることはできない

 昭和36年に国民年金制度がスタートした時、月額保険料100円を40年間納付すると月額3,500円の年金を65歳から受けられる仕組みだったが、現在の社会での生活水準の保障という面から考えると、このような年金額では十分でないことは明らか。実際には、基礎年金の水準は月額67,017円になっているが、こうした社会経済の状況に応じた水準の確保は、まさしく公的年金だけができる。

(2)何歳まで生きるかは予測できません。
 → 公的年金は、終身年金です。

(3)老後を迎える前に障害を負ったり、小さな子どもがいるときに夫が死んだりしたら?
 → 公的年金は、障害年金や遺族年金もある
 
3. 以上のことが可能なのは、公的年金が、世代間扶養の考え方を基本においた社会保険方式を採用しているからです。

【公的年金制度は絶対につぶれない。そのわけは?】

 1.公的年金制度が採用している世代間扶養の仕組みは、払った保険料に運用利子がついて戻ってくる私的な仕組みとは異なるものです。公的年金は、個人が負担したものをその個人に返すのではなく、その時々の現役の稼得収入の一部(保険料)を高齢者に移転する公的な仕組みなのです。
 
2. この仕組みだからこそ3つのリスクに対応して確実な保障が可能だし、この仕組みだからこそ、我が国の経済社会が存続する限り、つぶれることはないのです。私的な仕組みでは、このような保障はできません。
 
3. 少子高齢化が進行すれば、年金制度を支える現役世代が減っていくことになりますが、世代間扶養の仕組みの下で、負担と給付の調整を行えば大丈夫です。

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というように、他にもQ&Aなどの説明が延々書かれています。なにか、これらと同じような台詞を聞いた覚えがありませんか?よく会社にしつこく電話をかけてくる金融商品などのマルチの勧誘と全く同じですね。

国が正々堂々と、このような詐欺をやっているとは驚きです。

 
 
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