新しい男女関係(→婚姻制)の模索
84706 私権の敗北とともに本源の性が復活してゆく
 
佐藤晴彦 ( 46 長野 会社員 ) 05/01/27 PM09 【印刷用へ
岩井さんの「夜這い「オコモリ」(1166116711681169)などを拝見すると、いかに現代の「性」に対する認識、社会的位置づけが明治初期までの頃と短期間に変わっているかが良くわかります。

男達からみれば「女性」は共有財産であり、女達から見れば男の性期待に応えることが女達の「課題」であったということですね。
先ずはこの事実を素直に受け入れることが必要だと思います。

今、昭和以降に生まれた私達からすれば、”性”は独占の対象であり、一対婚の制度は、経済構造の変化や、文字通り私権追及のために都合よい制度として浸透していったわけですが、さらに進んで私権課題が消失してしまった現代、一対婚の制度やそれに基づく性規範が意味を成さなくなるのもうなづけます。

今や社会共認の中身が「私権の共認=独占の共認」から「本来の共認=みんなの期待と応望」に変わった以上、私権時代の婚姻規範(独占規範)、婚姻様式(独占婚)は社会共認の実態に合わなくなり、放っておいてもどんどん崩れていくのは目に見えています。

したがって冒頭に述べたように、もともと”性”は男女の期待と応望そのものであったわけですから、”独占の性”から”相手の期待に応える性”へと自然に変わってゆくことでしょう。

 
  List
  この記事は 1169 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_84706
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp