共認心理学:現代の精神病理
84548 スケープゴードとしての反抗期
 
瀬川雄司 ( 27 神奈川 会社員 ) 05/01/24 PM09 【印刷用へ
>また、3〜4歳頃は第1次反抗期、13〜14歳頃は第2次反抗期(人によっては6〜7歳頃を中間反抗期)と呼ばれ、一般的には「自我の芽生え」から「自我の確立」へのステップとして、自己と他者の区別を明確につけ、「自立」していく段階と捉えられています。これも同様の視点で見ると、全く異なった事実が見えてきます。これらの時期はちょうど幼稚園、中学校(小学校)への進学する時期と一致します。当然子供の意識としては、新たな仲間との共認が第1義的な価値を持ちます。閉塞した一対婚家庭の中での共認内容とは相容れない部分が多数存在し、引力は“仲間”にあるので、親(の価値観)との対立が起こるのも必然です。一対婚家庭という狭い世界から見れば、“自己”の確立に写りますが、仲間世界から見ればあくまで“共認”の確立(の過程)でしかありません。(66790)

中学生の頃を思い出し、第二次反抗期というものが自分にあったかと?と自らに問うと、無かった思えます。
反抗の象徴とも言える不良ですら、何に対して反抗したいのか?何のために反抗しているのか、対象・目的が不明確だったと思えます。親や自らの置かれた環境、義務教育や制度など明確な反抗対象をもっていた古風な不良とは異なり、目的も対象も無く意味も無く暴力的であることが私の世代の不良だったと思います。不良の社会が明確な縦社会であり面子をかけた弱肉強食の争いを行いつつも均衡を保っている。派閥を作ることによって敵対するグループ・他校との均衡を保っていることをみると、明確な序列社会でありつつも強力な仲間意識によって結びついていることが明らかだと言えます。反抗が自己の確立を促すという見方は当てはまらず、仲間意識を確立するために反抗しているという印象を受けます。
佐藤氏の投稿にもあるように自己の確立というよりも共認の確立という言い方の方が的を得ていると感じます。
また笠原氏の投稿にもあるように
>「共認動物としての同化充足や対象同一認識を妨げる歪んだ人格形成のプロセス(育児・教育・思想・価値観)が社会レベルで蔓延し、共認動物としての主体形成の各段階に大きな断層を与えている」(84238)
という点に関しても、思春期の若者が何かしらの問題を起こしても「反抗期だからしかたない」というスケープゴードが通用してしまう。むしろ「反抗期」という言葉の方が先行して思春期の若者に認知され、反抗期なのだから問題を起こしても許される、仕方の無いことだという免罪符になってすら居ると思えます。
 
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