学者とマスコミはグルで頭脳支配
84184 社会を変えられる可能性があるのは、庶民だけなのだ
 
冨田彰男 ( 41 兵庫 経営管理 ) 05/01/18 PM09 【印刷用へ
これまで、私たち庶民は、社会統合は、専門家(学者・マスコミや政治家)にしかできないと、思わされてきた。なんでや露店のお客さんで、答えに共感してくれた方の中にも「店主さん、それだけ答えられるんだったら、選挙に出ればいいのに」という人がいたりする。

この「社会統合は専門家(統合階級)にしかできない。社会を変えようとしたらプロになるしかない」という固定観念そのものが、観念支配の最たるものではないだろうか。庶民の社会統合課題の断念をいいことに、社会統合のプロたちは自らの特権的身分を確保してきた。

ところが、これがとんでもない間違いなのだ。実際、社会が全面的な行き詰まりを見せているのに、彼らプロたちは、何ら新しい認識や答えを生み出せていないではないか。

プロが立脚する旧観念は、実現不可能視に基づいて作られた頭の中だけを充足させる観念(50960 61530)。それが実現されるわけがないし、現実の役に立つわけがない。旧観念を捨てなければ答えを出せない(新理論を生み出せない)。

ところが、旧観念を発信することでメシを食っている学者やマスコミや政治家は、旧観念を捨てれば、その特権的な身分を失ってしまう。だから、彼らは、旧観念を捨てられず、何の答えも出せない。つまり、物を考えたり、発信していることを職業としている彼らプロたちは、プロであるが故に、新しい認識は全く生み出せないということ。

一方、旧観念でメシを食っているわけではない、私たち庶民は、旧観念を簡単に捨てられる。このことは、新理論を作り出すのは庶民であり、現実の圧力の真っ只中で生きる庶民にこそ、現実を切り拓く答えを生み出す可能性があるのだ、ということを示している。

プロには可能性はない、プロには社会を統合する資格はない。新理論を生み出し、社会を変えられる可能性があるのは、私たち庶民だけなのだ。今や、人類は普通の庶民が実感に基づいて社会共認を形成してゆく共認社会の段階に入ったのだ。
 
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