私権原理から共認原理への大転換
83975 露店カードに見る、新しい評価指標の動き
 
井上龍之介 ( 26 神奈川 会社員 ) 05/01/14 AM00 【印刷用へ
>『必要か否か』という土俵上では、どれだけ多くの人が必要と認めたかが、つまり『人数』こそが、「お金」を超える最先端の評価指標となる。そこでは、お金は人数を判定する基準(お金を払った人だけを人数として数える)にすぎなくなる。つまり、古い評価指標=お金は、新しい評価指標=人数の補助指標に転落する。(33995 四方勢至 さん)

こうした評価指標の移り変わりは露店活動をしていて、感じるときがあります。例えば、お客さんのカードを買う目的(もしくは理由)。

露店でカードを買っていく人を見てみると、時間をかけてじっくり選ぶ人や、話に関連したカードをいくつか選んでいく人が非常に多い。それも自分のために買っていくというよりも、親や友達など他の人にプレゼントしたいという人のほうが多い。

もし「お金」が最先端の評価指標であるならば、露店のカードよりも、どこかの有名人が書いたカードのほうに価値を見出し、買う目的も「自分のためだけ」あるいは、人に渡したり(見せたり)することで「それだけ価値のあるものを買えることを示すため」であるように思います。

しかし、露店のカードを購入するお客さんをみると、そんな「自分のためだけ」というより、むしろ「それを他の人にも教えたい(伝えたい)」という感じが伝わってきます。だから、カードに書かれている言葉やお題とのつながりの話を非常に真剣に見聞きして、伝えたい相手にピッタリくるものを選ぼうとする。実際、カードの用途を聞くと、「部屋に飾る」というより「誰かにプレゼント」という人のほうが圧倒的に多い。

現実に役に立つ(=必要な)認識を自分以外の人にも伝えたい。
同様の動きが、それを聞いた人にも生まれれば、まさにカードを皮切りに多くの人に伝わっていく。
多くの人に伝わるということは、それだけの人に認められたということである。

そう考えると、露店のカードはまさに評価指標が移り変わりを示しているように感じる。
 
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