実現論を塗り重ねてゆく
83831 社会の組織化・統合と実現論
 
馬場真一 ( 36 東京 農業 ) 05/01/09 PM11 【印刷用へ
>実現論は、共同体・類の成員がその時々の経営問題や時事問題を分析する中から、しだいに史観的な形に整えられて、出来てきたものです(236

実現論は、誰かが社会について考えた、というたぐいのものではなく、共同体の成員が、自らを組織化する中から生まれてきた認識である、そこに大きな意味があるのだと思います。

実現論が、何故現実直視の論理に貫かれているのか。何故人類史・生物史まで遡っても、(個別専門の認識に留まらずに)現代の私達に確かな拠り所を与えてくれるのか。それは、実現論の形成過程そのものが、常に生産体企業が現実を生き抜き、勝ち抜くという圧力に晒され、その中で、自らを組織し、共認形成をはかり、統合してきた、その必要に迫られて生まれてきた論理だからに他ならないでしょう。

実際、実現論の各章は、人類史観、生物史観という体裁となっていますが、どの断面で切っても人や社会の統合という視点に貫かれていると思います。どの認識も、新しい組織作り、新しい社会の実現に向けて、真に役に立つ認識となっています。

るいというネットワークが拡大してゆく局面では、自らを組織化・体制化・統合化するという課題に直面することになるでしょう。あるいは、その課題そのものが、新しい社会作りであると言っても良いかも知れません。既に、露店をはじめ多くの賛同者、応援者、運営者を獲得しつつある現在、新しい社会作りは始まっています。そこでこそ、共同体の組織作りから生み出された認識である実現論が、真価を発揮すると思います。
逆の見方をすれば、新しい社会作りの当事者となって自らを組織化・統合してゆくという課題を担うことで、実現論をはじめとする新理論が(頭の先で理解するのではなく)しっかりと吸収され、血肉化されてゆくのではないでしょうか。
 
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 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

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大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

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