生命原理・自然の摂理
83574 多様性は肯定性の源か
 
三宅秀和 ( 20代 大阪 設計 ) 05/01/03 PM11 【印刷用へ
生物には、多様性と、同一性が同時に要求される。

>従って生物は、一方では安定性を保持しつつ、他方では変異を作り出すという極めて困難な課題に直面する。実現論1_2_02

同一性を示す概念としては、例えば、進化史を語る上では「基底構造」なる概念があるだろう。

>多様化戦略(機能)の持つ意味、その2 29690

また、

>それは数億年に及ぶ進化の塗り重ねの上に成り立っており、たかが近代二〇〇年しか通用しないイイ加減な理屈で変わる様なものではない。実現論1_2_04
>これは、原始人以来の(動物にも備わっている)本源的な思考様式で、主に、感応(本能⇒共認)回路をもって現実を対象化し、答え=可能性を模索する「思考次元1 潜在思念の実践思考19059

のであるから、人間構造を語る「潜在思念」という概念もまた、同一性に深く関わるものであろう。

いわば、個人の主張などとは次元を異にする、まさしく事実構造を説明する概念として、「同一性」が認識されるべきであるように感じる。

また、他方の「多様性」についても、同様のことが言える。

>「利己的な遺伝子」を切開する 2 61

「多様性」概念は、その抽象性故に、往々にして、自我を正当化し、美化するような使われ方が為されやすい。それ故に、なんとなくいかがわしい印象が付きまとう。しかし、それを事実構造として認識したのであれば、そこから派生するのは、寧ろ絶対的な「他者への肯定性(⇒感謝と謝罪)」なのかもしれない。

>進化の原理は、もっと単純である。もう一度、云おう。可能な限り多様な変異体=同類他者が存在していること自体が淘汰や進化の源泉であり、従って、可能な限り多様な同類他者を作り出すことこそが淘汰や進化を生み出すのである。61
 
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