生物の起源と歴史
83529 移動採取様式の哺乳類=草食動物
 
村田頼哉 ( 33 高知 企画 ) 05/01/02 PM10 【印刷用へ
>親和本能の発達した哺乳類の場合(雌雄分化に基く内雌外雄の集団編成も相まって)、雄の性闘争本能は強化されてゆきますが、雌の性闘争本能は衰弱してゆきます。その結果、若雄では巣離れ本能+性闘争本能>親和本能となって若雄は群れから出てゆく事になります。他方、若雌は巣離れ本能+性闘争本能≦親和本能となると共に、首雄の性的期待も相まって群れに残り、かくして娘残留の母系集団が形成されることに成る訳です。(2194)<

〜・移動(防衛)集団の形成・〜
草食動物の特徴は、食料の豊かさ(草は最も豊かな食料である云われている)と大型化にあります。
そして、大型化→妊娠期間・哺乳期間が延長→雌の庇護本能が発達→授乳期間後も子に対する親和物質が継続的に分泌され、若雌を縄張りに残すようになり、結果として母系集団(母と娘たちの集団)が形成されます。そして、同時に娘たちはメスボス追従本能を発達させ、この段階で生殖集団を超えた、追従本能に基づく移動(防衛)集団が形成されます。

尚、淘汰適応の原理は草食動物にも残っており、外敵に襲われても1頭が犠牲になることで群れは維持されています。つまり、淘汰適応態の上に防御適応が塗り重ねられ、防御しても駄目なら、最後には淘汰適応の闘争様式により対応しています。

〜・婚姻形態E〜
1頭の雄では全ての雌を抱えきれないため、母系集団の周辺を数頭の雄が縄張りを占拠する区割り形態となっており、発情期の雌が勝ち雄の縄張りを訪れる通い婚となっています。そして、負け雄たちはメスの来ない縄張り外に追い出され、結果的にメス・勝ち雄・負け雄(若雄)の内雌外雄(三重構造)が形成されます。

補)草食動物の基本形は、原モグラと同様に雄雌別居の形態ですが、外敵闘争の厳しい一部の種(一部の馬)においては、母系集団に主雄さらには雄たちが加わる同棲のボス集中婚を形成しています。

 
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