現代意識潮流を探る
83458 旧規範から解放された共認回路が、さまざまな能力を開花させる?
 
矢ヶ崎裕 ( 30 長野 経理 ) 05/01/01 AM05 【印刷用へ
>もちろん、慣れとか、内容の問題もあるだろうが、「メールを受ける→相手の意図を把握する→対応する(返信するor友人に手渡す)」のスピードが異様に速い。店主の話も同時に聞いている。おそらく、彼女の意識の中では、メールも、目の前の店主とのやり取りも、同時に成立していたのではないか?
何か、根本的に新しい感じがする。脳の使い方が違う、というか。
「自分回路(そんなものがあればの話だが)」をキャンセルしている分、信号が速く行き交うのか?あるいは、並列処理が可能になるのか?
新しい原理は、新しい能力をも生み出すのかも知れない、などと思った。 (83152「新しい原理は、新しい能力を生み出す?」)

上記のような現象(並列処理)は、最近確かに、若者の間によく見受けられる。

「人の話を聞きながら、他のことをする」なんていうのは、上の世代の感覚では、話をしている相手に対して「失礼」であって、できるか否か、という以前の問題だったと思う。だから「並列処理」能力が「開花」した背景には、「人の話を聞きながら、他のことをしてはならない」という旧規範の無効化が一因としてあるのは、まず間違いないだろう。

上の世代は、この旧規範によって、行為ばかりでなく、それを操る意識そのものを、一定の枠の中に閉じ込めていたことになる。逆に言えば、新世代は、旧規範から解放されたことによって、共認回路をフル稼働させる環境を手に入れたのではないだろうか。だから「並列処理」が可能になったのではないか。

さらに推察すれば、旧規範から解き放たれた新世代は、共認回路をフル稼働させることで、「並列処理」にとどまらず、例えば(言葉や表情の奥に秘められた)相手の潜在期待を敏感にキャッチする能力など、さまざまな能力を高めているのではないだろうか。
 
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