西欧科学は狂っている
82931 本来的な科学認識への再帰
 
匿名希望 ( 44 大阪 ) 04/12/21 PM07 【印刷用へ
>近代科学の特性と成立過程はどうだったのか、それ以前の科学(的認識)はどうであったのかが解れば問題点がもう少し鮮明になりそうです。<

科学認識のスタートは、自然との応合を源流とする。

共認回路を全開にして、自然との対話(期待=応望)を試みたのである。自然の背後に見られる原理、法則を見出そうとした。対人間における共認回路獲得の後、対自然に対しても同様の事をしたのである。自分=相手関係から、みんな=自然へと対象世界をひろめていった。
自然との共生が一定、可能に成り、集落から村、町、国家へと集団規模が拡大していった。

そして、集団間の同類闘争時代に突入する。この略奪闘争では、優れた科学技術を持つ集団が優位に立つ。青銅よりも鉄の武器、より速く走れる船、殺傷力の高い武器を巡って科学技術を発達させていった。しだいに、同類集団間の縄張り闘争も拮抗状態になると、武力よりも共生、交換取引時代を迎える。

>交換取引は、武力闘争(およびその帰結たる身分制度による私権拡大の封鎖)からの抜け道として登場した。30709

市場を基盤にして、私権(お金)の獲得が、第一義となり、科学技術が私権獲得の手段となる。科学認識(対自然)から、科学技術(対私権⇒市場)に向けられた。人々の意識は、自然を顧みない市場利益追求型の観念世界に陥った。この科学技術は、霧(スモッグ)の都ロンドンや都市への囲い込み運動、過酷な疎外労働を生み出した。さらに、イギリス産業革命により、私権を巡る略奪闘争(植民地獲得)は、全世界に波及した。市場獲得の列強諸国のぶつかりあいは、世界戦争にまで発展した。

そして、現代、市場を基盤とした快美欠乏を原動力とした科学技術は、物的飽和状態になり転換点を迎えつつある。みんな期待が、貧困の圧力消滅により、また、物余り状態になり、物(モノ)から人繋がりの「心」(共認)の時代になった。

さらに、市場の有り様も快美追求の物的需要から類的需要に転換しつつある。人と人の繋がり⇒みんなの為になる科学認識、自然と共生⇒自然との対話応合型の科学認識が求められる。科学認識自体が、人=自然(同一視)といった本来的なスタンスに立つべき時代になったのだろう。

 
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