現代意識潮流を探る
82919 80年代の実感として
 
神家佳秀 ( 44 大阪 塾講師 ) 04/12/21 AM10 【印刷用へ
 私は80年代に大学を卒業して就職した者です。当時は一流企業に就職しようと頑張っていた友人たちも多く、自分もみんなに合わせて資本金の多い会社や上場企業の安定した会社などを探したり、大学の先生の紹介を頼ったりして京都の一部上場の製造会社へ就職しました。学歴のない商売人である両親のすごく喜んでくれた顔を今でも覚えています。

 しかし、その会社を一年足らずで辞めました。車やお金はあるほうがいいし、一流会社の社員という肩書きも嫌ではなかったが、別に出世したいとも思わなかったし「会社のために、会社のためなら、」という合言葉が当時の自分にとっては苦痛でたまらなかったのです。

 その当時、自分の生き方や考え方などは特に無かったが、いろんな社会を見て、もっと多くの人に期待される楽しい仕事を見つけたいというのが会社を辞める動機だったように思います。このことを当時の周りの人間に相談してもみんなの意見はほぼ、同じでした。「将来が不安にならないのか?」「仕事なんて面白くなかってもいいんだよ。我慢すれば、先にいいことがある。」「自分を大事にしろ」「同期に負けてもいいのか?」「そんな気ではどこに行っても生きていけないゾ…」など。おおよそ会社の中での落ちこぼれ≒社会の中での落ちこぼれという烙印を押されて自分は退社しました。80年代当時のみんなの意識は「転職=(社会の中の)負け組み」でした。会社の外に何があるか?とか、周りの社会そのものに興味を持つものは私の周りには一人として居りませんでした。

 >そして、私権圧力の衰弱と、残存する私権観念による社会捨象・思想捨象→衰弱する外向欠乏によって、不全捨象の充足基調⇒本源収束の潮流が形成される。これが、’70年代・’80年代である。<(24980

 >注:この時代は社会捨象・思想捨象によって社会不全も捨象されるので、衰弱してもなお私権不全(私権の強制圧力によって抑圧された共認充足の不全)>社会不全である。<(24980

は私自身の80年代の体験を通じて強く実感しています。 
 
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1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
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7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
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