共同体社会の実現
82861 場の転換。新市場こそ社会共認の場か?
 
山田真寛 ( 36 愛知 経理 ) 04/12/20 AM01 【印刷用へ
>例えば、国家は闘争系の集団(統合)適応の原理に基づいた存在であるのに対して、市場はその闘争からの抜け道としての共生(取引)原理に基づいた存在であり、両者は適応原理という最も深い所で根本的に異なった存在であることを、(傍観者たる学者からの受け売りの様な、底の浅い概念を使ってあれこれ考える以前に)しっかりと認識しておく必要がある。<29834

確かに市場は私的、局所的な取引に立脚した存在で、統合機能は持っていない。しかし、収束不全、答え欠乏が顕在化しつつある現在、市場は、認識形成サイト⇒社会統合機構を形成していく上で、重要な媒介項になってきていると思われます。

私権時代、市場の圧倒的なボリュームをしめるのは、快適、性飾、娯楽などの快美消費需要でしたが、現在は、共認収束に基づく需要が非常に大きくなってきている。本源解脱を促すカード需要、共認回路を再生する悩み相談の需要、企業の活力再生コンサルの需要など。それら需要の背後の欠乏が大転換してきているのがよく分る。

このような市場を貫く欠乏の大転換=(市)場の転換は、市場取引が私的、局所的であるにかかわらず、市場そのものの中から「みんなの課題」を顕在化させ、みんな共認への収束を加速している側面がある。市場そのものが社会共認の場となり、新たな社会統合機構の土台を形成していきます。

さらに、(これが重要なのですが、)そのような市場⇒「共認事業」が拡大し、連鎖ネットワークを構築していけば、社会統合体の原型となり、認識形成サイトとの相互に螺旋的な拡大が可能になります。事業体はそれ自体統合体ですが、これまでは「消費需要」を収束先としたものでしかありませんでしたが、市場を貫く欠乏の転換により、社会統合発の活力再生需要に向かう統合体へ止揚され、社会統合機構の基礎となりうる。

(よく考えれば、近代国家と市場の関係も、市場は常に国家に寄生する存在なのでありますが、社会統合機構=国家を塗り替える契機は、(市)場の中から立ち上がってきました。)
 
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