民主主義と市民運動の正体
82850 喫煙率と肺がん死亡率には相関関係はない?
 
斎藤幸雄 HP ( 41 愛知 建築士 ) 04/12/19 PM10 【印刷用へ
麻丘さんの調べられた「ガンによる死亡率の国際比較」をもう少し調べて見ました。

□各国の喫煙率と肺がんによる死亡率比較

           死亡率    成人
        がん全体 肺がん  喫煙者率
<男>
日本(2001)   294.5  64.8   48.3%
アメリカ(1999) 214.5  67.1   25.7%
カナダ(1999)  216.2  66.9   27.0%
イギリス(1999) 269.0  72.1   27.0%
フランス(1999)  73.3  38.6   305.2
イタリア(1999) 316.4  92.8   32.4%
ドイツ(1999)  270.4  70.5   39.0%
ロシア(2000)  340.6  74.0   63.2%

<女>
日本(2001)   185.4  23.5   13.6%
アメリカ(1999) 189.4  45.0   21.5%
カナダ(1999)  184.8  40.9   23.0%
イギリス(1999) 243.9  43.3   26.0%
フランス(1999)  188.9  14.4   30.3%
イタリア(1999) 213.2  19.0   17.3%
ドイツ(1999)  244.0  22.4   31.0%
ロシア(2000)  172.4  11.4    9.7%

・国名の後の( )内は調査年
・がん死亡率は、人工10万対

※成人喫煙者率:日本/日本たばこ産業データ、その他の国/世界保健機関のデータ(いずれもウィキペディアより抜粋)
※肺がん死亡率、がん死亡率:国立がんセンターHP「がんの統計'03」より作成 
 リンク

このデータからは、喫煙率と肺がんによる死亡率との間には相関は見つけらません。驚くことに、男性を比較した場合、アメリカは日本と比べ喫煙者率が約半分なのに、肺がん死亡率ではアメリカが日本を上回っているます。「禁煙=肺がん死亡率は低下する」と今まで一般に言われてきましたがとても本当だとは信じられません。

肺がんの原因はタバコだけではありません。これ以外に、食事の欧米化、大気汚染なども言われてるし、アスベストやクロムの暴露の影響も言われています。肺がんの死亡率が増加しているとすれば、非常に危険な状況になるのではないかと思います。学者やマスコミが肺がんの犯人として「タバコ」だけを目の敵にしている間に、その他の原因の追求は疎かになり、真の原因が野放しにされてしまっているのではないでしょうか?
 
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