市場は環境を守れない、社会を統合できない
82317 力の原理としての市場に代わる共認原理の経済戦略とは?
 
原田昭雄 ( 50 埼玉 会社員 ) 04/12/10 AM02 【印刷用へ
>ところが、市場(交換取引)は私権闘争を原動力としており、従って、お金が万人の評価指標として社会的に共認されたものであるにも拘わらず、それは専ら私的な充足の為にのみ使われ、社会統合の為には(国家以外)使われない。従って、市場は社会統合には、殆ど寄与しない。(30710

 市場の拡大は豊かさの実現に繋がったのは紛れも無い事実ですが、一方で環境破壊、本源的社会関係(共同体的農村社会)の崩壊をもたらした事も事実です。まさに私権統合を下敷きとした市場のシステムが社会統合のベクトルを微塵も持ち合わせていなかった証拠ではないでしょうか。人々の意識が私権に向かえば向かうほど社会的な統合から離れていく。

>市場時代を通じて、市場を拡大させた主動因は、私権の強制圧力による抑圧からの解脱としての、快美幻想への可能性収束=快適さや便利さの希求である。逆に云えば、人々が私権の強制圧力からの解脱手段としての快適で便利な快美生活を手放せないことが、何をするにもお金がかかる社会が出来上がった原因である(そしてそれこそ、人々が精神を破壊し、環境を破壊して止まない原因でもある)。(30710

 しかし、すでに70年代の豊かさ実現は私権の強制圧力の消滅 → 地域社会、既存の社会制度(学校、婚姻・家庭、生産)の崩壊にいたったのは明らかです。そして、このままでは国の機能停止という取り返しの付かない状況になりかねません。

>これは、明らかに私権闘争の終焉を意味する。そして、私権闘争が終焉したということは、私権闘争の止揚・統合体である国家の命運も、遂に尽きようとしているということに他ならない。実際、バブル期以降の国家の迷走ぶりは、すでに誰も目にも明らかである。

 カギは、新たな活力源⇒圧力源の創出にある。貧困が消滅した’70年以降の30年間がそうであったように、今後更にそれを上回るスピードで私権の強制圧力が急速に衰弱してゆく以上、もはや人類は、生存圧力を背景とする私権闘争を圧力源=活力源として生きてゆくことは出来ない。
人類の命運は、次の新たな活力源⇒圧力源を自らの手で作り出せるか否かにかかっている。(31252)

 その私権闘争の活力源(=市場)に代わる新たな活力源の場として人々の認識形成の場「なんで屋露店」があります。社会の活力再生のため、旧来の力の原理に代わる共認原理の新しい認識を供給することになりますが、それは取りも直さず従来の市場原理に代わるシステムを再構築していくことですから、新認識の伝播活動が経済的も成立する戦略が非常に重要だと思われます。
 
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1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

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