’70年貧困の消滅と私権の衰弱
81790 ガタガタの表層家庭
 
三浦弘之 ( 25 静岡 会社員 ) 04/11/28 PM10 【印刷用へ
過去聖域とされてきた一家団欒も、現在では脆くも崩壊している。そして家族内の会話も顔を合わせる機会・時間が減少したことを受けて、専ら携帯電話やメールでのやりとりで済ますという家庭も増えてきているという。

そんな表層的になってしまった家庭においては、親が子供に対して期待をかけると、子供にとって重荷(過期待)となり、逆に期待をしなくなると無圧力(無期待)=無活力となり、活力はどんどんと衰弱していってしまう。そして家庭はさらにバラバラで閉鎖的になっていくという悪循環に嵌り込んでしまっている。 

それも家庭において、父親が子供に喋ることなどは過去の栄光に縋っているだけで、全く役に立たない認識だけ。そのうち違和感に気付くとただ口を噤んで、家庭のことなど母親に任せてほったらかし。それを受けた母親は性的自我を一層強めて子供を囲い込んでいき、子供の精神をどんどん崩壊させていっていることが原因としてあげられる。

そしてその根本は私権の衰弱⇒序列原理の崩壊で、社会規範がなくなってしまったことに起因する。
社会規範がなくなっても、親が子供に規範を伝える課題は連綿として残っているが、もちろん個々の家庭の親が新規範(=答え)などを創出できるわけなどない。そこで、夫々の親が自我に基づく規範(=いい子=親のいうことを聞く、親にとって都合のいい子になって欲しい)に強く収束し、子供をコントロール(制御)しようする。
あわれなのは子供である。
 
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