西欧科学は狂っている
81457 複雑系は収束と統合の状態を数式化する試み1
 
本田真吾 HP ( 48 香川 建築家 ) 04/11/24 PM09 【印刷用へ
>「線形の系」として安易に「定義」して安易に「検証」して、生物を分かったような気になるという時代は、もう終わりなのではないでしょうか。現在、科学は、非線形の系を説明する言語を模索している最中だというのが私の認識です。(1988

複雑系という言葉は、『複雑』と言う言葉がもつイメージと数値を扱うと言う特殊性から、一般の人々にはとっつきにくく、それが必要な認識なのかどうかすら判断し難い状況にあると思います。そこで、大雑把にこの認識についてまとめてみます。

今までの科学は、要素還元主義といわれ、あるものを細かく分解していけばその本質が分かるであろう、という思考法をとっています。例えば、分子や原子などの観測を元に、物質の本質を説明しようという考え方です。

実際には、細分化された情報だけから全体の本質を見通すことなどできず要素間のつながりが作り出す全体性は、要素還元的な説明を組み立てるバックボーンとして意識はされてきました。ただ、それが大きな問題になる領域の研究は、さほど注目を集めていなかったので、捨象されてきたというのが実態でしょう。

しかし、30年ほど前から注目されてきた、DNAを含む生命を扱う科学や、生物集団の法則などの、全体性がより複雑に変化する状態を、そのまま記述する必要に迫られました。生物の本質とはその全体性にあるからです。その、普遍的な記述方法の追求が複雑系の科学だと考えています。

(つづく)

 
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96110 「複雑系」に可能性はあるのか? 井上翠 05/08/16 PM09

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