新しい男女関係(→婚姻制)の模索
77088 アボリジニ先住民の婚姻制度
 
若林勇夫 ( 35 岡山 デザイナー ) 04/08/28 PM01 【印刷用へ
先日、万博公園内にある民族博物館で、オーストラリアのアボリジニ先住民の研究をしている方と会う機会があり、都市化していないアボリジニ先住民の婚姻制度のあり様をいろいろ聞かせてもらいました。

アボリジニの婚姻制度は、16〜17歳くらいで成人した男子は40歳過ぎの女性と結婚するそうです。
そして20年あまり連れ添うと、女性は年をとり先に亡くなります。
そうすると40歳くらいになった男性は16〜17歳くらいの成人した女性と結婚します。
そしてまた、その女性が40歳くらいになったときには、男性の方が先に亡くなるので、今度は若い男性と結婚します。

男性も女性も人生で2度結婚するようです。

たまに女性が長生きしたり、また男性の甲斐性がある場合一夫多妻になるケースもあるようです。(現在は白人同化政策や戸籍の問題で一夫多妻はほとんどいなくなったそうです。)

アボリジニは父系集団の様ですが、こういった婚姻制度の他に、父親という概念は本来の父親の兄弟も父親としてあてはまるとか(母親も同様)、スキンネームやクラン、半族など、こういった婚姻制度を成立させる様々な集団統合のシステムが存在します。

婚姻制度だけを取り上げるのでなく、そういった婚姻制度を実現(必然)している様々な社会統合のシステムも含めて目を向け考えていくことが大切だと思います。

そうすれば、まだまだ可能性はいっぱいありそうです。


 
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