本能⇒共認機能⇒観念機能
74582 感覚の性差(男と女の違い)
 
橋口健一 HP ( 41 大阪 技術者 ) 04/07/07 PM09 【印刷用へ
@味覚
・女は、甘味、酸味、塩味、苦味のいずれの味覚についても男より感度が良い。
・ヒトを含む類人猿は、「苦味」や「渋み」を感じてそれをできる限り避けようとする。毒物に対しての高い感受性をもっている女性は、妊娠し授乳する際に有利。
(毒物摂取と妊婦の「つわり」についての仮説:大人には問題にならない濃度の食物内の毒素でも胎児には危険かもしれない。それで、脳が血中の物質のわずかな濃度を感じ取れるように毒素感受装置の閾値(いきち)を下げているため、吐き気等の症状があらわれる。)

A嗅覚
・女は男より、たいていの匂い物質に関して、わずかの量で匂いを感じることができ、さまざまな匂いを識別する能力にも優れている。
・母親は赤ん坊の便を嗅いで異常を察知することがある。
・母親は自分の子どもの匂いを他人の子どもと区別することができる。
・採取時代、鼻の効く女性は多くの良い匂いのする良い食物をより効率よく見つけ、悪い匂いのする質の劣った食物をもって帰ることが少なかったであろう。

B皮膚感覚(触覚、圧覚、温度感覚、痛覚)
・女は男より、さまざまな皮膚刺激に対し皮膚感覚が優れている。
・女は痛みを感じる閾値が低い。つまり痛みを感じやすい。また、痛みの許容度も低い。
・皮膚感覚が優れているので赤ん坊の発熱その他の異常をすみやかにキャッチできる。

C聴覚
・女は男より音を聞き取る閾値が低い。つまり音を感じる能力が高い。特に高周波数の領域でこの違いは著しい。これは、女が赤ん坊の声、特に泣き声や悲鳴に敏感でなければならないからであろう。
・女はまた、睡眠時にも男より音に対する感受性が高い。これも赤ん坊を育てるときに必要な能力であろう。

D視覚
・男が女より優れているのは、視覚の領域だけである。
・静止している物も動いている物も、男の方が正確に見ることができる。視覚の持続性も男の方が優れている。男は女より優れた視覚的空間把握能力を持つ。視覚刺激の局在化も男の方が著しい。
・これらの視覚における男の優越性は、同性間で闘争する機会が多く、また男が早く動く動物を対象としていた狩猟を主な生計活動としていたことと深い関係があるに違いない。
・視覚についても、女が有利な特徴がある。女は明るい所から暗いところに移動した時、男よりも早く変化に適応できるという。これは、赤ん坊を抱いた母親にとっては有利な能力であろう。
・物か人かを選択させるテストを受けると、女は男と比べて人の方を選ぶことが多い。
・その他、色盲の頻度(男:8 %、女:0.5 %)。

以上、参考文献「人間性はどこから来たか?〜サル学からのアプローチ〜」西田利貞著 よりの抜粋です。

これらの男女の特徴をつぶさに見てゆくと日常生活でも該当する場合が実に多いと改めて思いました。女は生殖存在であり、男は闘争存在であることは感覚機能の違いからも明らかだと思います。文献では、女の特徴を、主に赤ん坊を生み育てる観点から述べられていると思われます。しかし、女が皮膚感覚に優れ、男が視覚に優れている特徴をみると、特に人類の場合は男女和合充足の上でもお互いの優れた感覚機能を共認機能によってさらに進化させてきたように思います。
 
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