これからの暮らしはどうなるの?
73917 2002年という年に何があったのか
 
平川要 HP ( 25 佐賀 経理 ) 04/06/23 PM10 【印刷用へ
>'02年、私権の衰弱の果てに、私権収束の可能性を根底から断念せざるを得なくなり、収束不全が生起するや否や安定収束⇒秩序収束が強くなる。(73646岡田さん、以下同じ)

2002年にはUFJ銀行、みずほ銀行の成立。米流通大手のKマート破産。ダイエー再建のための金融支援。準大手ゼネコン佐藤工業が会社更生法申請。10月には日経平均が9000円台を割り込み。米ユナイテッド航空が破綻。来るところまで来た感じ。

>そしてこの新潮流は、あくまでも脱私権発の目先の秩序収束であるが故に、私権発の「抜本改革」に対しては、(何も期待はしていないが)むしろ傍観or暗黙裏に肯定のスタンスを取る。

アフガン支援45億円。郵政関連法成立。新紙幣への切り替え発表。小泉訪朝、拉致被害者帰国。田中康夫出直し再選。小泉改造内閣、竹中財相が金融相兼任。ペイオフ延期。2002年度補正予算案大枠決定、公共投資に1兆5000億円。小泉やりたい放題。

>この秩序収束を追い風に、いったんは、私権発の国家収束や指導者期待(小泉信仰)が強まり、批判するだけのマスコミや要求するだけの旧観念勢力に対する反感が広まってゆく。

雪印グループ問題。鈴木宗男問題。辻元清美問題。田中真紀子問題。加藤紘一辞職。日本総領事館に亡命を求めた北朝鮮の一家5人が領事館内で中国当局に拘束・連行。日本ハムも牛肉偽装。原発トラブル隠し、相次ぎ発覚。
このころから事実隠蔽や声高に糾弾する輩が次々と失脚。
その一方では依然、
>課題捨象の充足基調に流れてゆく。
千と千尋の神隠し。サッカーワールドカップ開催。アザラシたまちゃん大人気。ノーベル賞田中さん大人気。

2002年という年はとうとう私権収束を根底から断念するという70年以降約30年続いた根無し草の私権収束の終焉を迎えた年だったのか。そして「私権発の抜本改革」を旗印にする小泉の私権追求に対して、傍観。それにしても小泉の政策もアザラシのたまちゃんも所詮同じくらいの評価でしかないところがわかりやすい。
ここから本格的に国家収束が高まっていったのだ。
 
  List
  この記事は 73646 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_73917
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp