これからの暮らしはどうなるの?
73896 “'97年”以降、脱私権判断に基づく実現探索(=当事者意識)が生起したのは、なぜか?
 
矢野聡子 ( 32 福岡 営業 ) 04/06/23 AM02 【印刷用へ
>'97年以降、意識の深部で脱私権判断に基づく実現探索(=当事者意識)が生起し、強まってゆく。この当事者意識が、終末論(=否定)を否定して変革期待に昇華させたターニングポイントであったことは間違いない。73646

なぜ、“'97年以降”脱私権判断に基づく実現探索(=当事者意識)が生起したのだろう?

'97年は、どんな年だったのか?

●相次ぐ金融機関の経営破綻

◆ 4月:『日産生命の破綻』中堅規模生命保険会社の日産生命の経営が破綻し、大蔵省は業務停止を命令した。保険契約の解約停止などの業務を停止させるもので、戦後では最初の事例となる。受け皿となる保険会社が決定され次第、日産生命の保険契約のすべてが受皿会社に移される。
◆11月: 証券会社準大手の三洋証券が東京地裁に会社更生法の適用を申請し、事実上倒産した。上場証券会社の更正法適用申請の最初の事例となった。負債総額は3736億円。
◆11月: 経営難に陥っていた北海道拓殖銀行は自主再建を断念し、北洋銀行などに預金や貸し出しなどの営業を譲渡すると発表した。大手銀行の経営破綻としては初めての事例となる。三塚蔵相は拓銀の事実上の倒産にからみ、金融機関の不良債権の処理に公的資金の導入を示唆した。
◆11月: 四大証券のひとつ山一証券は経営危機を克服できず、大蔵省に営業休止を届け出た。これは事実上の廃業申請につながる。顧客の資産を保護するために、日銀が山一証券に対して無担保・無制限の特別融資を行う。(1999.6に破産。負債総額5100億円。)

参考
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'97年は、「まさか、(あの私権時代の枠の中での)資本主義経済の頂点にいる金融機関が、経営破綻するとは。」という衝撃が走った年だった。
このとき金融業界すべて破綻には至らなかったが、残った金融機関もかろうじて人工呼吸装置で生き延びているようなもの。その現実をみたら誰だって思うのは、『もはや私権に展望はない。』
そうすると、出世したって金儲けしたって、意味がない。いい女(男)をモノにしたって意味がない。だから、早く見切りをつけて新しい活力源・可能性を探したほうがいいと頭を切りかえた。

“'97年以降”脱私権判断に基づく実現探索(=当事者意識)が生起したのは、“'97年”どうしようもなく私権がガタガタになったことからきていると思った。
 
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