アメリカ→官邸→マスコミによる支配
73070 小泉の支持率と目先の秩序収束
 
岡田淳三郎 ( 60代 大阪 経営 ) 04/06/05 PM09 【印刷用へ
小泉の自己正当化の為の攻撃的詭弁とパフォーマンスに、支配層の3/4→庶民の1/2が飛び付いている。その世論を背景に、官邸による報道規制の圧力が強まっていることも容易に見て取れる。
これは、かなり危ない。いったい、何故小泉の支持率は高いのか?

庶民の過半は、私権が閉塞し、もはや私権追求には可能性がないと分かっているが、それでも次の収束先が提示されない以上、目先の私権に収束するしかない状態にある。又、収束不全⇒みんな収束の共認圧力もあって、今や根無し草となった私権観念をあからさまに主張することは出来ないが、その分、私権派の欲求不満が蓄積されている。

収束不全⇒みんな収束の共認圧力を受けて、既存(≒私権)意識は目先の秩序に収束し、それに押されて、個人主義(≒旧観念)より国家主義(力の現実主義)の方が優勢となってきた。
その結果、要求するだけの運動や批判するだけのマスコミ報道に対する反感が、広まってきている。
これは、十数年に及ぶ危機感・閉塞感の蓄積を経て、それでも要求し続けている一部の者の運動や主張に対する違和感→怒りが、顕在化し始めたということだろう。

注:力の現実主義とは、私権時代の支配階級を貫く根幹意識であり、戦後保守勢力の一貫したアメリカ追従も、力の現実主義に基づいている。(しかも、戦後保守党はアメリカの力を絶対視させ、その力の幻影をチラつかせることによって国民を脅し、自分たちの支配の安泰を図る道具にしてきた。)

過半の庶民がロクに探索もせずにこのような目先の秩序(国家や力の原理)に収束したことは、由々しい事態である。その背後には、答えを出せない以上、根本問題は捨象して、目先、無難に過ぎれば良しとする表層充足の風潮がある。この目先、無難に過ぎれば良しとする誤魔化しの表層充足の風潮こそ、過半の庶民を目先の秩序に収束させ、小泉の攻撃的詭弁に飛び付かせた土壌である。
 
  List
  この記事は 72587 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_73070
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
238697 小泉政権 もりちゃん 10/09/30 PM11
202637 傍観者から当事者へ変わろう。 眼鏡人 09/03/21 PM10
202636 力の現実主義が通用しなくなってくる 澤根和治 09/03/21 PM10
142255 「コンプライアンス」という名のファシズム 匿名希望 07/01/13 PM08
126612 国家主義の解釈 小池祐介 06/07/23 PM09
118039 私権意識の復活? 明けの明星 06/06/02 PM08
109453 明日の米より今日の米 ごんべえ 06/04/21 PM11
目先収束の日本 「新しい「農」のかたち」 06/03/03 PM09
105491 劣化収束の影で確実に探索志向は芽生えている 小林雅志 06/02/10 PM07
目先収束という陥穽。 「なんで屋@滋賀」 06/01/01 PM07
100730 今求められている力とは 琵琶湖 05/11/12 PM02
憲法改正って、何? 「開放空間「THE ROTEN」」 05/11/02 AM07
憲法改正って、何? 「開放空間「THE ROTEN」」 05/11/02 AM07
99477 小泉靖国参拝 そこまで拘るのはなんでか? 山田真寛 05/10/21 AM02
98924 統合階級のアメリカ依存 〜巨大な需要と力の原理〜 井上宏 05/10/11 PM10
97162 詭弁ってなに? 佐藤晴彦 05/09/10 PM11
96295 亡国の輩を凌駕する発信力が求められている 田中直人 05/08/21 PM09
96052 傍観者から当事者への意識潮流 山田孝治 05/08/15 PM05
95920 今回も小泉パフォーマンスに引き寄せられるのか 坂本日出夫 05/08/12 PM07
95846 公なパフォーマンス 峯川満章 05/08/11 AM02
95530 歴史教科書の事例でも 鈴木康夫 05/08/03 PM11
94698 自虐史観にとらわれているマスコミと政治 井上光利 05/07/17 PM06
91345 とりあえずの国家収束からの転換 渡邊かお里 05/05/24 PM06
84174 マスコミを使った世論誘導 ベーカー 05/01/18 PM04
82670 意識と現実のズレ 斎藤裕一 04/12/16 PM09
82540 目先収束の潮流を替える 大西敏博 04/12/14 PM02
81983 「構造改革」バブル 岩井裕介 04/12/02 PM10
73653 自分発の壁 高田敦 04/06/18 AM11
73591 由々しき問題 匿名希望 04/06/17 AM00
73551 目先収束の幻想から探索基調の現実へ 松本幸二 04/06/16 AM00
73547 敵として意識され始めた旧世代 田野健 04/06/15 PM11
73504 国家主義、に古いも新しいもない 吉国幹雄 04/06/15 PM01
73458 盲目的な目先の秩序収束の結末 山田真寛 04/06/14 PM09
73454 旧い国家主義と新しい国家主義 宮本昇 04/06/14 PM05
73339 目先の秩序収束が体制補完へと流れつつある危機感 永峰正規 04/06/11 PM04
73316 誤魔化しのパフォーマンス 森田政則 04/06/11 AM01
73304 いつまでも誤魔化しが通用しないのは、当然。 丸一浩 04/06/10 PM11
73277 国家主義優勢は本物か? 雪竹恭一 04/06/10 AM09
73273 国家収束しているのに投票率が低いのは、何でだろう? 小松由布樹 04/06/10 AM02
73271 「国家」と「個人」のスキ間 井草貴浩 04/06/10 AM01
73262 誤魔化しの国家(秩序)収束から新しい統合原理の探索・創造へ 近藤文人 04/06/09 PM11
73254 国家収束は長続きするか? 匿名希望 04/06/09 PM10
73241 苦い記憶。 浦野てる代 04/06/09 PM02
73205 迷走するマスコミと民衆 根木貴大 04/06/08 PM06
73180 次々に現れる目先の収束 佐々木健二 04/06/08 PM00
73082 国家収束より反・反体制の方が強いのでは 積満也 04/06/05 PM10
73071 マスコミの煽動報道と、その最後 岡田淳三郎 04/06/05 PM09

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
新しい潮流1 社会捨象→不全捨象の充足基調(’70・’80年代)
新しい潮流2 私権統合の崩壊と社会収束の潮流(’90・’00年代)
新しい潮流3 社会不全⇒認識欠乏の蓄積
新しい潮流4 言葉それ自体が引力を持ち得ない時代
新しい潮流5 実現派は仲間収束から社会収束へ
新しい潮流6 解脱仲間から認識仲間への逆転
仲間圧力と認識仲間
新しい潮流は、新しい人間関係を必要としている
市場社会の、カタワの「集団」
本当は、「集団」に入ったのではなく、社会に出たのだ
古い人間関係は、影が薄くなるばかり
関係パラダイムの逆転1
関係パラダイムの逆転2
活力源は、脱集団の『みんな期待』に応えること
収束不全発の適応可能性の探索、その深くて強い引力
充足基調から探索基調への転換
'90年代の危機感と変革期待の行方
秩序収束と答え探索の綱引き
潮流2:戦後日本の意識潮流
潮流3:’70年、豊かさの実現と充足志向
潮流6:’95年、私権原理の崩壊と目先の秩序収束
潮流9:経済破局を突き抜けてゆく充足・安定・保守の潮流
今後10年間は充足⇒活力を上げれば勝てる 
「日本人はいつ物を考え出すのか?」(1) 共認充足が最大の活力源。'10年代はそれだけで勝てる
市場時代の共認非充足の代償充足⇒解脱(芸能)埋没
'70年〜現代 収束不全⇒本能的な秩序収束⇒課題収束⇒認識収束
現代〜近未来 対象への同化こそが新しい認識を生み出す
大学生が授業に出るのはなんで?
「やりがい」に潜む社会的欠乏
カリスマ 〜自分たちが共認できる価値観への評価収束〜 
仲間収束 2:一人でできない子
「働きたいから働こう」という意識
快美欠乏に替わって、認識の統合が最高価値になった。
判断の土俵とは、人々の潜在思念が作り出した共認圧力の場
『必要か否か』が環境問題に対する基底的な答えになる
芸能か、認識形成か

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp