収束不全:やりたいことが見つからない
72649 誤魔化しの充足報道
 
井上緑 ( 22 神戸 OL ) 04/05/28 AM02 【印刷用へ
>確かに、いまさら拉致問題を全面解決しようなど不可能であろう。土下座外交であろうとも、小さな成果があればそれでよしとする政治家の姿勢・マスコミの論調は、不全(課題)捨象の充足基調そのものと捉えられないだろうか。(72587 辻さん)

何年か前の、ワールドカップフィーバーや阪神フィーバーも同じ。
人々は暗いニュースよりも、明るいものに飛びつく。
充足基調に表層収束している。

マスコミは今まで「否定・批判」の報道をしてきた。
でも今は、「とりあえず充足したい」という人々に対して、
不全捨象の充足報道に切り替えている。誤魔化している。

>もちろん、共認不全も統合不全も間違いなく実在する。しかし、それらの課題に応えるべき観念機能が、大学とメディアによる共認支配=観念支配によって機能不全に陥り、全く答えを出せないとしたら、不全⇒解脱回路が危機と課題を捨象して解脱収束するのは必然である。
そして、危機と課題を捨象すれば、適応本能が充足や安定や調和に収束するのも必然である。その結果、ますます不全が増大し、しかも不全が増大すればするほどますます安定・調和・統合を求めて、形骸化した支配観念に表層収束することになる。(18422 岡田さん) 

小泉首相の支持率にしても、拉致問題にしても、
現実は全て、まだ充足基調の気がする。
解決困難な問題に対して、その一部でも解決したら、
両手を挙げて喜んでいる。
根本的には何も解決していないのに・・・

>可能性探索は、今回も
イ:’70年頃にまず解脱収束に向かったが、旧観念に意識を侵され、かつ旧体制に出口を塞がれているので、解脱充足し切れないし、収束不全の答えにはならない。
ロ:そこで、’90年頃、旧観念・旧体制を捨象して、仲間内で(みんな共認)の充足基調に収束した。しかし、社会は旧観念・旧体制の共認で覆われているので、仲間内の充足基調だけでは、収束不全を解消できない(=答えにならない)。
ハ:こうして、’02年頃、私権活力の衰弱の果てに遂に私権観念(自分だけ。社会のことなど関係ないという観念)が瓦解し、頭の上の重石が取れたことによって、真っ直ぐに社会共認の可能性収束先を探索する探索基調に転換した。

社会共認の収束先を探索すれば、改めて旧観念・旧体制を対象化せざるを得ないが、その際、ロの旧観念・旧体制捨象(云わば捨象基調)が足かせとなり、現在はロとハの間で逡巡している状態にある。
(71820 岡田さん)

収束不全という生物史を覆す様な大転換期の今、
「とりあえず充足」を求めて、人々は旧規範に絡めとられている。

現在、充足基調探索基調を逡巡している状態だとすれば、
充足基調の報道でいいかもしれない。
マスコミは、それが正しいと思っているのかもしれない。

しかし、潜在的にある探索基調が顕在化し始めたら、
明らかに彼ら(マスコミ)は取り残されるだろう。
人々の意識が顕在化するのに、それほど時間がかかるとは思えない。
そうなったとき、答えを出せずに誤魔化し続けるマスコミは、
完全に捨象されるのではないだろうか。
 
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