これからの暮らしはどうなるの?
72619 論理と実感を統合する
 
星埜洋 ( 44 東京 企画 ) 04/05/27 PM09 【印刷用へ
>「論理思考」というのも、論理だけでは成り立ちません。数学や論理学の世界で形式論理をいじっているだけなら論理だけでいけるかもしれませんが、現実の問題解決の場面で使う「論理思考」では、感覚・感性・感情といった「感」の力がなければうまくいかないのです。

この引用文を読むと、「るいネット」の目的がより鮮明になるように思う。
「論理思考」というのは、人間の直感や本能だけでは、解決できない問題=不全を突破するために編み出されてきた観念機能であろう。そしてその不全とは、不全「感」であり、人間の感覚から発せられるものである。

論理思考を形式論理だけで進めると、思考するプロセスに実感の入り込む余地がなく、出てきた答えに違和感があっても、それが正しいことになる。一方論理思考による答えが、実感の積み重ねに照らし合わせながら導き出されてきたものならば、その答えも、実感的にも納得できるものとなり、解決に向けた活力も湧いてくるだろう。

他方、論理思考の途中で積み重ねた論理に実感との違和感があれば、常に、前提条件や論理の道筋を見直す機会が生じ、論理と実感はより一体感を帯び統合に向かう。

このように論理思考には、実感の裏づけが極めて重要な役割を果たしていると考えられる。実感と論理性の両輪を重視する「るいネット」とは、論理と実感が統合された「新理論」を創出する実践場なのだ。

論理は、実感を解き明かすためのものではなく、「実感と共に有る」のだと改めて気付かされる。
 
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