これからの暮らしはどうなるの?
72597 「曖昧さ」は同化不十分の証拠
 
尾曲圭介 HP ( 26 福岡 会社員 ) 04/05/27 AM01 【印刷用へ
これまで、「書き言葉(文字)」と「話し言葉(対話)」を比べると、「話し言葉」の方は、聞いていてどこか曖昧だなぁーと思っていました。文字化された言葉はたくさんの読者を対象とし、また記録として残るため、それだけ具体的に何を指すかを誰が見ても解るようにしなければなりません。よって、「話し言葉」よりも正確であると思っていました。
しかし、今回、果たして本当に「書き言葉」は読む者にとって正確なのだろうか?と疑問を持ちました。

>黙読は一人で頭の中だけでする作業です。この場合は、文章から書き手の思いを推し量るという共認回路は働いているとは思いますが、音読(特に順番に読んでいく輪読)に較べれば共認回路の活性度が低いのは明らかではないかと思います。(72439)

共認機能を下地として観念機能は存在します。共認機能が作動していないといくら物事を考えてもそれは現実とズレてしまいます。さらに、共認機能の下に五感などの諸感覚が統合されているとすれば、視覚だけを通して文字を受けとる「書き言葉」ではなかなか共認機能まで届かない、現実を対象化した思考はできないのではないでしょうか。加えて、その「書き言葉」自体が学者の専門用語などの旧観念であればなおさらです。このような「書き言葉」が正確であるとは言えないと思います。

これに対して、「話し言葉」は共認機能を下地とした諸感覚から発せられるものが多く、受け取る側も視覚だけではなく、さまざまな感覚を使って受け取ることができます。つまり、共認機能が作動しやすいと考えられます。「書き言葉」を読むことよりも正確な思考ができると考えられます。

それでは、何故「話し言葉」を「書き言葉」より曖昧だと感じるのでしょうか?

>自分(自己決定)発の理解を止め、観念の奥の対象(潜在思念)に同化・応合すること。それが、理論を吸収し尽くすと言うことであり、そうしてはじめて理論を使いこなす(応用する)ことが可能になるのだと思う。(71463
 
話し言葉を曖昧だと感じるのは、その話者の意識状態(現実)を対象化しきれていない、つまり、相手に同化しきれていないからなのではないかと思いました。あらゆる感覚をフル稼動させて、「聴く」必要性を感じています。
 
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