これからの暮らしはどうなるの?
72460 音読は、自分発の理解を防ぐ
 
矢ヶ崎裕 ( 29 長野 経理 ) 04/05/24 PM10 【印刷用へ
>現代ではさまざまな社会的事情により「感覚・感性・感情」を押し殺されるケースが増えてしまっています。そうなると、形式的な論理判断はできても、それを「感覚」に翻訳できないため、「なんか変だな?」というきっかけをつかめなかったり、「これでいい! すばらしい!」という達成感を得られなかったりします。(72276)

仲間とさっそく音読を試しました。るいネットの秀作投稿を、数行ずつ交代で輪読してみたんです。

すると読み終えた後「音読だと、止まって考えられないから、意味が分かりにくいな」という感想が出てきたので、その「分かりにくい」という部分について、今度は各自、読み直してみました。あれっ? 黙読しても分からない・・・。結局あれこれ議論して、ようやく理解しました。

それで、新しい気づきを得ました。音読すると「分からない」部分に気づきやすい、という事実です。逆に黙読だと、「分かる」部分にだけ頭が反応して、全体までも「分かったつもり」になりがちのようです。「分からない」部分を見落として、自分発の理解にとどまっているとしたら、実は新しいことは何も吸収していない可能性があります。

音読すると、自分の都合に関係なく、すべての文脈が共認回路を通過します。だから「分からない」部分にも気づきやすい。みんなを対象にした新しい認識を体得するために、音読はかなり有効な手段だと思いました。
 
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