本能⇒共認機能⇒観念機能
72439 音読と共認回路
 
斎藤幸雄 HP ( 40 愛知 建築士 ) 04/05/24 PM01 【印刷用へ
音読しているときと黙読しているときの脳の状態を、機能的MRIと呼ばれる装置で見ると、働いている領域は同じですが、音読のほうが明らかに活発な活動をすることが確かめられています。特に前頭前野が高く活性化され、しかも活性度自体が他の行動よりもかなり高いことが分かっています。

同じように文章を読むという行為ですが、黙読の時は声を出さず目と頭を使っているに対して、音読のほうはそれに加えて「話す・聞く」という過程が加わるという違いがあります。そこで、一般的には発話という運動と聴覚による感知が加わることによりより複雑な処理を脳が行っていると考えられます。

確かにその要因は考えられますが、それ以上に「話す・聞く」という共認形成の原点にあるような行為を行うことで、共認回路⇒観念回路という2段階で脳回路が稼働するすることで、より活性化しているのではないでしょうか。

一方の黙読は一人で頭の中だけでする作業です。この場合は、文章から書き手の思いを推し量るという共認回路は働いているとは思いますが、音読(特に順番に読んでいく輪読)に較べれば共認回路の活性度が低いのは明らかではないかと思います。

つい「言葉」と聞くと観念機能と結びつけて考えてしまいますが、「話す・聞く」が共認形成そのものですから、もともと「言葉」は共認のために作られたものではないかと思います。

>どちらにしても期待封鎖・感情封鎖のままでは、論理的思考も出来ないということなのではないでしょうか。(72276

みんなを対象として共認回路が十分に作動して、はじめて、みんな期待に応える現実に使える論理的思考ができるのではないでしょうか。そのためには、数人が集まって「読む・聞く」を相互におこなう音読はかなり有効だと思います。
 
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