素人による創造
72421 音読は同化の要因となる
 
中野泰宏 ( 31 大阪 塾講師 ) 04/05/23 PM08 【印刷用へ
>従って、書物であれ、レジュメであれ、投稿であれ、相手(著者)がなぜこれを問題にしているのか、なぜそう考えるのかを深く読み取ること、換言すれば、潜在思念のレベルで対象に同化・応合することが、不可欠になる。71463

潜在思念レベルで同化・応合するためには、現代人が色んな形で押し殺してきた感情・感覚を呼び覚ます事から行わなければならないのかもしれません。「感情を込めて音読する」または「感情を込めて歌を歌う」等が有効なのでしょう。
どちらにしても期待封鎖・感情封鎖のままでは、論理的思考も出来ないということなのではないでしょうか。

これを読んで、普段、文章を読むときには引っ掛からない(何気なく読み飛ばす)ようなことでも、音読して理解できないと「あれっ」と思って必ず読み直している事を思い出しました。

これは声に出して、音読することで、理解できていない(同化出来ていないことに)不全を感じているからだと思います。

我々は「嬉しい」とか「痛い」とか強い感情・感覚があったときには必ずといってよいほど、声を出し(話し)ます。音を出す(鳴く)ことは、他の動物にも見られることですが、音にし、同化や共感を促すことで、仲間に状況や情報を伝える重要な役割があるのだと思われます(それを知ることが集団・仲間にとって必要、知らなければ危険等)。

そう考えると、声を出して読む、音読することそのものが、理解するにせよ、伝えるにせよ、同化に大きな役割を果たしていると思われます。

音読によって
>レジュメとの同化だけでなく、音読者と参加者の間にも同化が起こっているということだ72284
ということもよく分かります。

声を出す(音読する)という行為そのものが、共認・共感を得る為の重要な機能であって、同化する力をはたらかせる要因となる。音読は感情・感覚を呼び覚まし、同化(理解)する力を強める道具となると思いました。

 
  List
  この記事は 72276 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_72421
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
72943 「ライブ」であること 多田奨 04/06/03 PM09
72888 輪読の効用 足立晴彦 04/06/02 PM00
72854 まず「やってみる」ということ(入力より出力) 田中素 04/06/01 PM02
72831 音読は残る。 浦野てる代 04/06/01 PM00
72674 みんな思い当たるふしがあるのでは? 石橋創 04/05/28 PM07
72653 こんな効果もありました。 マー 04/05/28 PM00
72601 文字文化は、時間・空間を超えて伝える道具で欠点がある。 新井弘 04/05/27 AM04
72555 思考のスピードをそろえる「音読」 渡邊真也 04/05/26 PM07
72531 音読から得られた気づき 根木貴大 04/05/25 PM11
72521 「読み聞かせ」の効用 大木康子 04/05/25 PM09

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
本能と観念の中間領域とは霊長類の世界では?
哺乳類の性闘争本能
ゴリラ、テナガザル、オランウータンと人類
『性闘争本能から縄張り闘争へ』
原猿における共感機能の進化の流れ
原猿のメスについて
原猿の縄張り闘争と子供の集団への残留
哺乳類のオスメスの庇護依存関係と原猿の雌雄共認との違い
原猿→真猿→人類のメスの共認回路@
原猿→真猿→人類のメスの共認回路A
真猿の同類闘争と共認機能
縄張り闘争と同類闘争
同類闘争の安定化と衰弱の一般則
農業・百姓を通して見た現代人−A
チンパンジー
種間闘争→大型化の矛盾と特殊解
サル時代の婚姻様式
特殊解としての大型化→性闘争→子殺し
チンパンジーの娘移籍に関する仮説
共認回路と自我回路
力の論理と共認機能
自我の源泉は、共認の部分否定にある
序列闘争は、共認されている
原猿類の生態(資料です)
驚くほど人間っぽい
原哺乳類と原猿の進化について@
真猿の進化史
アジアにおける原猿〜真猿への進化(3)
親和・性充足の強化による秩序維持の例
相手と自分を同一視する潜在思念

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp