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72032 |
音読する感覚 |
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野崎章 ( 29 福岡 営業 ) |
04/05/15 PM10 【】 |
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小学生の頃、国語時間に音読をよくやった。できるだけ抑揚をつけ、感情を込めて読むと、先生から誉められたり、みんなから上手いと言われる事が嬉しかったし、なにより実際読んでいる時は、その「自分じゃないような感覚」71887が楽しくて、家で1人で読むときも同じように音読していた記憶がある。が、その後はまったく音読はしていない。
>憶えるのも、理解するのも、使うのも、全て自分の利益発で、自分が理解できればそれで終り。71463
中学、高校、大学と進む中で、本当にこんな感じだったように思う。その場その場のテスト(自分の利益)のためだけなので、全然頭に残ってない。残っていたとしても、単なる断片の「事」でしかない。
話は変わるが、セールスマンの営業研修で、二人ペアになり、片方が「私は○○で、□□□なんで、・・・だと思います」と言った簡単な話をした後に、もう片方が、「あなたは、○○で、□□□なんで、・・・だと思うんですね」といった事を繰り返すというのがあって、はじめてやると、ほとんどの人はそんなに長くない話でも、正確に繰り返す事ができないらしい。
セールスマンという特性があるにしても、普通の人でも日常繰り返される会話の大部分が、「自分」あるいは、「自分の利益」というフィルターを通して行われているのだろうと思う。
“同化”の話がるいネットで紹介され、さっそく人の話を聞くときに集中して意識してみた。すると、相手が話している言葉が、自分の脳を通して自分のど元から声が出ているような感覚がした。
「音読の感覚と同じだ」と思った。話を聞いているのと同時に、一緒に脳も働いている感じ。潜在思念が深いところで共鳴している感覚なのかもしれない。
>従って、自分(自己決定)発の理解を止め、観念の奥の対象(潜在思念)に同化・応合すること。それが、理論を吸収し尽くすと言うことであり、そうしてはじめて理論を使いこなす(応用する)ことが可能になるのだと思う。71463
これからの、会話、書物を読む感覚が全然違ってくるように思う。 |
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