これからの暮らしはどうなるの?
71708 ごまかせない新理論
 
西谷文宏 ( 26 和歌山 建築設計 ) 04/05/10 PM10 【印刷用へ
なんでや露店や、なんでや劇場で答えを語る際の、答えの種類は大きく2つに別けられる。

一つは潜在思念を表す実感や事例。
もう一つは根概念や歴史構造などの構造。

構造認識・新理論とは、後者に当たるが、それ自身は前者=実感や事例によって導かれる関係にある。新理論は頭で理解吸収するのではなく、潜在思念で同化吸収する(71464)と言うことは、この関係を意味するのだろう。

なんでや露店や劇場で、語られる答えに”もどかしい”とか、”何が言いたいのか良くわからない”とか、”回りくどい”とか言うことが見られる。

このような場合、「構造」を語らないと伝わらない場面を、「実感」や「事例」でごまかしていることが多い。「構造」を語れないのも、それを「実感」や「事例」でごまかすのも、新理論が吸収できていないから。

重要な「実感」適切な「事例」というのはもちろんあるし、それが解かり易くしてくれることは多い。しかし、それはどんな場面でも「実感」「事例」が必要ということには繋がらない。
「構造」を語る場面に語られる「実感」や「事例」は、理解を妨げ、わけをわからなくさせるだけである。重要なのは、そこが「実感」「事例」を求められる場面なのか、「構造」を求められる部分なのか、目の前の対象を捉え峻別すること。「答え」とは、このような「組み立て」があって、始めて「答え」となる。

新理論の面白いところは、「ごまかし」が直ぐにわかること。直感的に「あ、なんか変」とわかる。だから、なんでや露店や劇場での、みんなの反応は非常にまっすぐでダイレクトだ。

>それは、旧観念と新理論の使い方の違いから出てくるとも言える。
旧観念は、実現不可能視を刻印された傍観者の頭の中を代償充足させることが出来さえすれば、それて良い。従って、旧観念は都合の良い潜在思念(共認価値や自我幻想)を結晶させて作られており、それらのお題目を頭で理解すれば自動的に潜在思念に直結する。何より、単なるお題目=単語なので、誰でもすぐに使える。
しかし、新理論は、物事を実現するための構造認識である。従って、潜在思念(みんな不全⇒みんな充足)に応えようとする強い実現の意思がなければ、何の価値もない代物であり、その上、実現する(=答えを出す)ことが生命なので、単にお題目(単語)を唱えていればそれで良いという訳にはいかない。
71464

なるほど、新理論には、いかなる誤魔化しも通用しないと言うことか。
だからこそ、本物の答えとなるのだろう。
 
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