実現論を塗り重ねてゆく
68528 仕事場面でも、本当の期待応望への転換が求められている
 
本田真吾 HP ( 47 香川 建築家 ) 04/03/01 PM10 【印刷用へ
極論すると、かつての仕事の成果は、結果としての成果品の評価のみに力点が置かれていた。どのような強引なやり方をしていても、結果よければそれでよしという風潮があった。提案とは、優れた成果品をイメージさせるプレゼンテーションであった。

それを実現するために、顧客にどう取り入るかということがもう一つ課題であった。顧客との関係では、相手の求めるもの探り、それに応えて充足を与える、という、一見期待応望のような関係が成立しているようにも見えた。

しかし、応えているのは相手の自我(気に入ってもらえる事)であり、普遍性が無い。だから、大きな組織では、それぞれの担当の要求は、立場ごとに異なり、対立する。それを、ごまかしながらでも納得させてしまう能力が求められ、それこそが関係能力であった。

>人間関係のアンテナ(関係能力)に頼る状況判断と手法は、「(例え積極策でも)待ち」である故に急速に迫力を失せさせて来た。(68250阿部さん)
 
この理由は、相手の自我期待に応えて、対立する意見を、序列構造を読みながらまとめていくという手法が、序列原理から共認原理に移行したことにより、普遍的なみんな期待には対応できず、客先・内部とも組織内の共認形成が出来なくなったということだろう。

共認原理に移行し、最大の活力源である共認充足を得られる場を、社内・社外とも作れないとしたら、両成員の活力の結晶である仕事の成果が落ちてくるのは自明である。

今や、仕事場面でも、結果としての成果品の質を実現するためには、共認形成の場作りと誰もが共認できる普遍的な事実構造を提示できる能力の獲得、そのための、「認識形成の場」と「新しい認識の必要」に気づくことが不可欠な時代になったと実感できる。本当の期待応望への転換が求められている。

 
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