実現論を塗り重ねてゆく
68216 世直しの始まりは「認識の必要」を語ることから!
 
田野健 HP ( 42 東京 監理 ) 04/02/21 AM10 【印刷用へ
>「変革の必要」ではなく「認識の必要」(=変革の可能性 68116
これを読んだ時、昔の運動が実現してこなかったのってまさにこれなのではって思いました。(68126三輪さん)

今日、なんで屋をやっているのは何で?のお題を扱って、第1声「世直しだからです」と答えている店主に会いました。
ではなぜ世直しがなんで屋をやっていることに繋がるのか?
そこの展開が答えの味噌です。今日のお店ではちょっともたついたのですがたぶん認識(答え)の必要を語れなかったからかなと思いました。

店主の答えを聞きながら、今の社会を変えるには「変革の必要」ではなく「認識の必要」なんだと言い切ることができたらと考えていました。
変革と言うとどうしても制度や政治体制の事に話が向かいます。しかし制度や規範が何によって規程されているかを考えれば答えは見えてきます。課題共認して役割共認して評価共認して最後に規範、そして制度です。
制度は結局最後に共認を固定化するために作られるものなのです。

翻って現在、私権統合がガタガタなのに対して私権制度はいまだに旧態のまま、問題が起きれば枝葉を少し直してお茶を濁す。
社会を閉塞に導き、人々を混迷に進めているのはまさに時代に合わない旧態制度のせいだとも言えるでしょう。人々はこう考えるでしょう。だから制度を変えるしかない!今の制度を壊せ!三輪さんが書いてるようにそれでは今までの運動と少しも変わらないのです。

一方、制度は社会共認の結果として出来上がる。であるなら、今の制度が変わっていかないのも社会共認が変わっていないから(顕在化していないから)とも言えると思います。
社会がおかしいというみんな不全(=課題)はあるのにその答えはプロ(=政治家、官僚、マスコミ)にまかせるというのはやはりどこかおかしい事なのではないでしょうか?

みんなの認識さえ変われば結果として制度は変わる。逆に制度をいくら変えても万人の認識が変わらなければ社会は変わらない。初めに認識ありきなのです。
実現論を読むと世直しの答えが書いてあります。それはそのまま認識がなぜ必要かの答えに繋がります。

万人が属している社会を統合する仕事は、万人によって担われなければならない。それに本来、社会を変革し、統合してゆく仕事ほど、面白い、充実できる仕事は他にない。その大切な社会統合の仕事を、国民に選ばれた訳でもないのに、官僚や学者やマスコミが独占し、自集団の利益を第一にして甘い汁を吸っているという仕組みが、根本的におかしいのだ。
実現論9_7_02
万人の属する社会を導くことができるのは、万人が認める事のできる事実に基づく理論体系(=科学)だけであって、特定の思想などに社会を統合する資格はない。(実現論9_7_04
 
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