現代意識潮流を探る
67935 考えたい→旧観念しかない→こうあるべき
 
野崎章 ( 29 福岡 営業 ) 04/02/13 PM07 【印刷用へ
 僕の学生時代を振り返ると、大多数の人間が既にモラトリアムを楽しむ事に対して否定意識を持っていた。そして、何かしなくては(何か考えなくては)と思っていたように思う。
 ある者は、面白いほどマジメに大学の授業を受け、課題をこなし、教授からの評価を求め頑張った(「えっ?お前が?」という奴がドクターへ進むこともあった)。ある者は大学に可能性はないと言い海外へ飛び出した(結局卒業はするのだが・・・)。また、ある者はベンチャーを立ち上げると躍起になっていた(今は普通に就職しているが・・・)。
 みんな「今までと同じようにしていてはだめだ」という事を感じ、なんらかの軸(自分を統合するための軸)を探していた。しかし、頑張っている本人達はというと、すげー充実しているという感じとは程遠く、「こうあるべき」と必死に自分を自分が思い込んだ枠に当てはめようとしていた。

 こんなんじゃダメだと思い、それは決してその問題を捨象しているわけではない。しかし、そこから新しい軸を見つける(考える)事をする前に、既存の軸に自分を統合するために規範収束してしまう。

 結局「自分」中心の思考から脱する事が出来ずにいたのだろう。その時期のみんなに欠けていたものは、「自分」から「みんな」へと活力源が変化している事実だったのだろう。もしその時期にこの「構造=気づき」があれば、皆の行動も大きく変わっていたように思う。

 考えたいけど、考えると既存の観念に絡み取られて「こうあるべき」思考へ陥り疲労してしまう。今の学生もこの様な状態にあるのではないかと思う。

 
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