素人による創造
6698 しかし、それは、対面のコミュニケーションが可能な小集団にとどまるのでは?
 
阪本剛 HP ( 27 千葉 SE ) 01/07/24 PM07 【印刷用へ
> 本当の創造は、素人が担ってきた(言葉を作ったのも、火を使ったのも、弓矢や舟を作ったのも、栽培や飼育を始めたのも、銅や鉄を精錬したのも、また壁画を描いたり、工芸品を作ってきたのも素人である)。真に偉大な思想(統合観念)を創ったのも素人であって、専門の神官や学者が、真に新しい価値を作り出した例は極めて少ない。実現論も又、素人が創ったものである。
 なるほど。
 しかし、上記に挙げた例は、少なくとも、自給自足可能な部落単位の集団の中で人類が生涯暮らしていた時代にはあてはまります。

 問題は、国家単位の集団=社会を、統合するかが、本来の焦点だったはずです。
 現在のところ、歴史を振り返れば、国家という単位で社会を統合しようとすれば、国家権力を執行するための官僚制のシステム、共通通貨を用いた交換のシステムを導入しなければなりませんでした。

 国家単位の社会統合には、対面のコミュニケーションで成立し得る狭義の社会統合と、統一化・フォーマット化されたシステム統合とがあり、小集団の原理をそのまま敷衍化したような「素人礼賛」には疑問を感じます。

 もし、素人の可能性を論じるのであれば、それを制度的に活用する方法論の議論、システムの基本原理を、具体的に論じなければならないと思います。

 とりあえず感想を述べました。

 
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