恋愛って、何?結婚って、何?
65020 男と女の勢いの逆転?A
 
北村浩司 ( 壮年 滋賀 広報 ) 03/11/30 PM11 【印刷用へ
逆に闘争存在である男はどうか?元々男達が本分としていた私権闘争は、私権圧力が衰弱する事で価値があいまいとなり、一旦男達は目標を見失います。同時に女をモノにする意味を失う事によってセックスレスが蔓延していきます(セックスレスの原因については例えば62456阿部さん)。しかし同時にセックスレス化の進行は男が(独占のための)性闘争から解放された事も意味します。実は闘争評価と女をモノにすることが分離された(女の歓心を買う事がもてる最大要因になった)段階での性闘争は男にとってはいわば厄介ごとの一つで、闘争エネルギー以外に余計に気を使うという点から言っても、また不倫が明るみに出ることで職場や家庭から糾弾の矢を浴びる事を恐れる気苦労等の点から言っても、最早前向きの活力にはなっていなかった、というのが実態です。その点で私権闘争から解放されたと同時に、そのもっと奥にあった性闘争からも解放されつつあるというのが現代の若者です。そしてそれは、言葉を変えれば究極の自分課題が衰弱した事も意味します。

他方で仲間充足⇒みんな収束に向かう潜在意識は年々強まっています。この新しい状況の中で、男達は自分課題から離脱し、新しい「みんな期待」に即した闘争存在としての役割を探している状態なのでしょう。現在はそれが未だはっきりと見えないが故に確かに不安は残存していますが、いわばそれは闘争課題に付き物の前向きの不安ともいえます。その意味で私は現在の若い男達に新たに注目し始めています。
男も女も不安の出所は突き詰めれば役割の欠損。しかし同じ独占の性の衰弱という原因が「闘争存在」と「充足存在」に不安の出所という点で逆の影響を及ぼしているのも事実。男女がともに活力を再生させるためには最後に「性の再生」という問題がテーマとなりそうです。密室から解放されたみんな課題の浮上と、その中での男の新たな役割模索は、その課題に大きなヒントを与えてくれるかもしれません。
 
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